JLP_29.オン・ステージ・アンコール！　　　　　（on stage ENCORE!）

ジャケット（帯なし／帯付）
タイトル，レーベル，品番，発売日，初版ｱﾙﾌｧﾍﾞｯﾄ，定価，初版PM

1. オン・ステージ・アンコール！　  東芝　　  Liberty LP-8068(S)　 1967.01.05　(H) ¥2,000 6M
2. オン・ステージ・アンコール'66　東芝EMI　Liberty LLS-80603(S) 1976.07　     (I) ¥2,200 6-7

※LP-8068は赤盤と黒盤（後期プレス）がある。LLS-80603は黒盤。

総目録掲載期間

1. LP-8068　1968年版〜1976/77年版
2. LLS-80603　掲載なし

裏ジャケット

レーベル

※上　LP-8068　1966年12月プレスの初版
※中　LP-8068　1975年4月プレスの後期盤
※下　LLS-80603

ソング・オーダー

Side-A

1. ラ・バンバ（La Bamba）<Arr.&Adpt.Wilson-Taylor-Edwards-Bogle>
2. 蜜の味（A Taste Of Honey）<Scott-Marlow>
3. 秘密諜報員（Secret Agent Man）<P.F.Sloan-S.Barri>
4. 夢のカリフォルニア（California Dreamin'）<John Phillips>
5. バットマン（Batman Theme）<Neal Hefti>
6. ナポレオン・ソロのテーマ（The Man From U.N.C.L.E.）<Jerry Goldsmith>

SIde-B

1. 二人の銀座（Ginza Lights）<Bogle-Edwards-Taylor-Wilson>
2. 君といつまでも（Kimito Itsumademo）<Kosaku Dan>
3. 夜空の星（Yozora No Hoshi）<Kosaku Dan>
4. 007-0011（007-11）<Edwards-Wilson-Bogle-Taylor>
5. ワイプ・アウト'66（Wipe Out'66）<The Surfaris>

ＵＳ盤

なし。

コメント

　レーベルには東京厚生年金会館で録音と記されており、これが正しいかどうかは判らないが、少なくとも観客を入れた公演の実況録音ではないだろう。演奏そのものは既発のレコード録音の流用ではなく、一発録りの生演奏のようだ。録音条件がこれまでのライヴ盤よりも整っているようなので、観客のいないスタジオ・ライヴである可能性が高い。「二人の銀座」「君といつまでも」などは深いリバーブがかけられており、こういうこともこれまでなかったことだ。
ここに収録されているバージョンの「ラ・バンバ」は、シングル盤が先行発売されており（JSg_30 : LR-1577 : 1966.08.15発売）、その解説では「1966.07.20の渋谷公会堂での実況録音」と記されていた。

　キングからの再発盤もあるが（JLP_141 : K25P-9152 : 1983.05）、「ライヴ・アゲイン」と「２ IN 1」仕様となっているため、別アルバムとして取り扱う。

　全体的にピッチが高く、録音後にテープ・スピードを上げてカッティングされたようだ。そんな中で「君といつまでも」はオリジナル通り。よく判らないのが「夜空の星」と「ワイプ・アウト」。前者はオリジナル KEY が Em だが、このレコードは F#m に聞こえる。1音も違うと言うことは、恐らくチューニングに違いがあるものと思う。一方「ワイプ・アウト」は、オリジナル KEY が C だが、ここでは B に聞こえる。がテンポはかなり速い。

　LP-8068は販売期間の長かったアルバムで、東芝EMIの1976/77年度版総目録（1976.03.25発行）まで生き残っていた。一方、再発盤の LLS-80603 はどの年度の総目録にも載っていない。恐らく、発売後、次の総目録編纂のタイミングまでに廃盤になってしまったものと思われる。（次の1978/79年度版の発行が 1977.10.01 なので、1年半以上開いていた）