万年筆の起源は953年に当時のエジプトのファーティマ朝カリフであるムイッズが衣服と手を汚さないペンを欲したことから、現在の万年筆の原型が発明されたと言われている。その後の1883年に、アメリカ人のルイス・エドソン・ウォーターマンが毛細管現象を応用したペン芯を発明し、万年筆の基礎を作った。万年筆は公文書を書く文房具の主流として位置付けられていたが、徐々にその役目をボールペンに譲る形となっていった。しかし、万年筆の希少性・独自性が見直され、趣味やコレクションアイテムとして注目を集め、高級文具として復権の兆しが見られる。
日本国内メーカー:「パイロット」「プラチナ萬年筆」「セーラー万年筆」など。海外メーカー:フランスの「ウォーターマン」、ドイツの「モンブラン」など。
ミューゼオでは様々な万年筆・コレクションを眺めることができます。
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