ウィーン美術史美術館名品展

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東京芸大美術館で開催されたウィーン美術史美術館名品展を見に行きました。
オーストリアのハプスブルグ家の時代に収集・蓄積されたルネサンス~バロック美術コレクションです。この展覧会では、その中から精選されたデューラー、クラナーハ、ティツィアーノ、ベラスケス、ルーベンスなど、 約80点が公開されました。
お目当ては、アルブレヒト・デューラーの「若いヴェネツィア女性の肖像」。旅行中に知り合った女性の肖像画です。デューラーの旅行記を読んだ事がありますが、大変お金に細かい人だったようで、画風も同様に繊細で緻密で、旅の知り合い程度でもこのレベルの絵が描けるというのは、本当に凄い画家だと思います。アンチンボルトの寓意画も面白かった。印象に残る作品が沢山展示されていた展覧会でした。
その他の主な出展作品
クラナハ(父)「キリストの磔刑」
ブリューゲル(父)「青い花瓶の中の花束」
ティツィアーノ「法王パウルス3世」「キリストの埋葬」
ルーベンス「扇子を持つ少女」「メデューサの頭部」
ファン・ダイク「アキレスのための武器をヘファイストスから受け取るテティス」「ボルゴマネロ侯爵カルロ・エマヌエーレ・デステ」
アルチンボルト「水」
ベラスケス「王子バルタザール・カルロス」「青いドレスの王女マルガリータ」
レンブラント「読書する画家の息子ティトゥス」

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