影響。

連日テレビではこのニュースばかりでウンザリしているが、こちら長崎でもコロナウィルス感染を危惧した外出自粛要請の影響で、仕事が「ヒマ」になった。

しかし自営業者たるもの、例え仕事がヒマでも、家賃や従業員の給与は支払わなければならない。

今迄の人生の中で経験した事の無い、終わりが見えないウィルス問題では、個人事業主ならばこの先の心配ばかりする物。

子供の頃は良かった。

先の心配等何もせず、野山を駆けずり回って日が暮れる迄毎日遊び回った物だった。

銀玉鉄砲片手に近所の子供達と周りの家々から夕飯を作る匂いが漂い、辺りが薄暗くなる迄遊んだ物だった。

そう思うと大人は毎日心配事ばかりでとても窮屈に感じる。

交通事故による入院生活を経て、退院した途端にこのコロナショック。

どうしてこう次から次へとこの世の中は問題が勃発するのか？

昭和の時代はのんびりしていた。

昭和の子供の頃の心配事なんて、今夜のご飯の献立位の物だった。

勿論あの時代に帰れるとも帰りたいとも思わない。

ただ、銀玉鉄砲のルガーを眺めていたら、この所の細かい悩み事や心配事が何だか馬鹿馬鹿しい気持ちになって来た、未曾有の国家の危機の渦中に生きている、昭和生まれの昭和育ちの「元少年」だった、中年の私でした。

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