みんなのコレクションが集まるミュージアム

» アカウントの新規作成 ミューゼオとは? よくある質問

夏はまだ終わらない?

公開日:2019/9/10


散々な長雨に祟られた今年の夏も暦の上ではもう秋口に入りつつある。


今日の長崎は、まるで夏が又戻って来たかの様に蒸し暑かった。


昼下がりの我が職場の駐車場にオニヤンマが飛んできて、そこで力尽きる様にポトリと落ちた。


室内からその一部始終をたまたま見ていた私は外に出て、駐車場に落ちたオニヤンマの羽をつまみ上げて室内に入れた。


私の指に羽を摘ままれたオニヤンマが最後の力を振り絞り、パタパタと羽ばたこうとするので何だか気の毒になって摘まんでいた指をつい離してしまった。


すると、オニヤンマは私の穿いているジーンズの太股に停まった。


暫くそのまま休ませてやり、その後職場の裏を流れる川沿いの土手に放してやった。


弱々しく大きなオニヤンマは緩やかに川沿いを飛んでいった。


きっとあのオニヤンマに残された命の炎は僅かな物だろう。


そう言えば少し前まであれだけ喧しく鳴いていたセミの鳴き声もいつの間にか聞こえなくなった。


夏の終わりの最後の足掻きの様な残暑の静寂の中をオニヤンマはフワリと飛んでいく。


一見まだ夏は終わってはいない。


でも知らぬ間にこうして確実に夏は過ぎていっている。


今年の夏よさようなら。


日々物質に囲まれて生活していると、何時の間にか時が過ぎて行っているのに気が付かずにいる事が間々有る。


そんな事に気がつかされた2019年の夏の終わりの厳しい残暑の昼下がりの私でした。


#コレクションログじゃない

#2019年

#夏

#思い出

#オニヤンマ

  • File
    2019/9/11

    さるら。

    なんとも詩的で素敵です。

    返信する
    • File
      2019/9/11

      MOYO.

      さるらさん。お褒め頂きまして、有り難う御座いますm(__)m。

      何だか気恥ずかしいですが、オニヤンマの消え行く命の断片を見た時に、一つとして今日と同じ日や命は無いのだなと、感慨深く思ってしまいました。

      一見コレクションログとは関係無い様に思えるかもしれませんが、命を持たぬ今まで自分の収集した物達もきっと、何時かは崩れ去り消え行く運命に有るのだなと感じた私でした。

      有り難う御座いますm(__)m。

      返信する
File

MOYO.

ミニカーや雑貨「人はそれをガラクタと言う?」等をのんびり収集しております。

フォローする

237人がフォローしています

Museum screenshot user 4129 28219b6c 4ab9 4b07 ba4c 132229349f2c
  • 入館者数

    98981人

  • コレクション・ルーム数

    9個

  • アイテム数

    747個

  • モノ日記

    36個

ミュージアムを訪れる

MOYO.さんの最新モノ日記