足跡化石模型

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データベースサイトからデータ入手、加工後3D造形サービスを利用して製作。
Limnopusの化石データを、1/5に縮小してネガポジ反転後にその形状の通りチタン粉末を焼結して作成したもの。
Limnopusは、分椎目という絶滅した両生類の足跡に付けられた学名。足跡の主はディアデクテスと推定されている。
足跡の化石は、まさに踏まれた方である窪んだネガ側と、そこに砂が堆積し固まった方の出っ張っているポジ側がある。さらに、その化石から、さながら型部品のように形を移すことで複製が可能。stampには踏みつける意味の他、印鑑を押すときにも使う。拇印を印鑑の代わりに使うことがあるが、見方を変えると人の足跡である。
チタンは、安定で強度があり軽量、耐熱性に優れる等の特性から、工業、医療に幅広く使われる。
3DプリントはXYZ三軸に動きながら粉末を焼き固めることで、データから任意の形状を作成できる。データを元にするため、拡大縮小や鏡面対称が容易に製作可能。

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