de Coubertin, Pierre (ピエール・ド・クーベルタン)

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ラオス 1994年

(1863-1937)
 フランスの教育者。近代オリンピックの父。
 パリの貴族の家に生まれる。学校で教育学を学び、20歳の時訪れたイギリスで体育の教育カリキュラムを研究、フランスにも導入するよう提唱した。また、その時にラグビーの魅力に取りつかれ、自らもプレーするようになり、また審判の資格も取得した。
 歴史書のオリュンピアの祭典の記述に感銘を受け、「ルネッサンス・オリンピック」の演説の中で近代オリンピックを提唱した。賛同者によって国際オリンピック委員会が設立され、1896年のアテネオリンピックの開催へとつながった。 また、国際オリンピック委員会事務局長、第2代国際オリンピック委員会会長などを務め、近代オリンピックのシンボルである五輪のマークも考案した。
 第5回ストックホルム大会にフランス代表として出場し、金メダルを獲得している。(文学部門)

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