ホウガンノキ

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キューバ 1984年

Wikipediaより引用
学名:Couroupita guianensis
ツツジ目サガリバナ科ホウガンノキ属の落葉高木。
中南米の熱帯林に自生し、美しく香りのよい花と大きく面白い果実をつけるため、世界中の他の多くの熱帯地域で栽培されている。多くの部位に薬用利用の可能性があり、インドでは文化的・宗教的意義を持つ。
樹高は35mにもなり、葉は枝先に群生し、長さは8~31cmになる。花は長さ80cmほどの総状花序で咲く。幹全体が花序で覆われるほど大量に開花する木もある。1本の木に1日1000個もの花をつけることもある。花は香りが強く、特に夜間から早朝にかけて香る。花弁は6枚で直径6cmほど。雄しべは中央に輪生したものと、雄しべがフード状に変化して配列されたものの2箇所がある。
果実は球形で木質の殻があり、直径25cmにもなることから「砲弾の木」の俗称がある。種は小さいもので65粒程度、大きいものでは550粒にもなる。果実はほとんどの地域で1年、時には1年半ほどかけて成熟する。果肉は白色で、空気との反応による酸化で青色になる。
果実は食用になるが、香りの強い花とは対照的に不快な臭いがするため、通常は人が食べることはない。 豚や家禽などの家畜の餌にされる。

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