イスカ
チェコスロバキア 1983年
Wikipediaより引用
スズメ目アトリ科に分類される鳥類。
ヨーロッパ、アジアの北部や北アメリカに広く分布する。日本には主に冬鳥として渡来する。
全長約17cm、体重約35-40g。スズメよりはやや大きく、翼長およそ9.5cm。雄は翼と尾羽は黒褐色で、ほかは暗赤色。雌は額から背がオリーブ緑色で、体下面は黄色がかった白色、羽は黒灰色である。嘴が上下で交差しているのが大きな特徴。
主に針葉樹林内で生活する。非繁殖期は、数羽から10数羽の群れで行動する。樹木の種子や小さな昆虫をえさとする。特にマツの種子を好む。嘴を用いてマツの実を開け、そこから舌を伸ばしてハート型の突起にマツの実を引っかけて食べる。主に樹上で採餌するが、地上に降りて水を飲む姿がよく観察される。