ホコリタケ

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ルーマニア 1994年

Wikipediaより引用
学名:Lycoperdon perlatum Pers.
ハラタケ目ハラタケ科に分類されるキノコ。極地を除き、ほとんど全世界に分布する。
子実体は4~6cm程度、頭部と柄とで構成されるが、両者の境界はしばしば不明瞭である。頭部はほぼ球形で、普通は径2~3cm程度、白色~クリーム色を呈し、初めは黒褐色・円錐状の細かい鱗片を密布するが、次第に汚褐色~灰褐色に変わり、鱗片も徐々に脱落するとともに小さな円形の脱落痕を残す。頭部の内部組織は、初めは肉質で白いはんぺん状であるが、成熟するにつれて次第に黄変しながら黄褐色の液汁を滲み出し、最終的には胞子と弾糸と呼ばれる乾燥した綿状の菌糸とで構成された暗褐色・古綿状の塊となる。胞子が成熟した後には、頭部外皮の頂端に一個の穴が開き、胞子はその穴から外部へと放出・分散される。
夏から秋にかけ、林内や路傍あるいは草原などの地上に群生または点々と散生する。

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