Dario, Ruben (ルベン・ダリオ)

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ニカラグア 1988年

from chatGPT
(1867-1916)
ルベン・ダリオ(Rubén Darío、本名:フェリックス・ルベン・ガルシア・サルミエント)は、ニカラグアの詩人、ジャーナリスト、外交官であり、スペイン語文学のモダニスモ運動の主要な先駆者として知られています。彼の詩的なスタイルとリズム、韻律、そしてイメージの革新は、スペイン語圏の詩に新たな風を吹き込みました​。

ダリオはメタパ(現在のシウダー・ダリオ)で生まれ、幼少期をレオンで過ごしました。早くから詩に興味を持ち、14歳で詩作を始め、13歳のときに初めての詩を新聞に掲載しました。1886年にニカラグアを離れ、エルサルバドルやチリで活動し、1888年に最初の主要な詩集『アズール』(Azul)を発表しました。この作品は、スペイン語文学におけるモダニスモ運動の始まりとされています​。

彼の詩集『Prosas profanas y otros poemas』(1896年)や『Cantos de vida y esperanza』(1905年)などは、モダニスモの基本的な理念を反映し、コスモポリタニズム、美学、哲学的なテーマを取り入れた作品です。また、彼は多くの散文作品も執筆しており、その中には短編小説やエッセイ、回想録などがあります​。

ダリオはジャーナリストとしても活躍し、アルゼンチンの新聞「ラ・ナシオン」の特派員として各地を巡りました。また、ニカラグア政府の外交官としてスペインやフランスなどで活動しました。彼はスペインとアメリカの戦争やパリ万国博覧会などを報道し、広範囲にわたる旅行と外交活動を行いました​。

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