関ヶ原 THE BATTLE OF SEKIGAHARA

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慶長五年九月十五日、豊臣秀吉の死後二年にわたる抗争の末、東西両軍十五万余は美濃の国西端の小盆地「関ヶ原」で激突するに至った。
このゲームは、この合戦に至る過程のうち両軍が最初に本格的交戦に入った八月下旬から決戦までの約一ヶ月を描いたシナリオと、決戦直前の九月十日より始まるシナリオを含みます。

これはレックカンパニーが開発してエポック社が発売したゲームです。日本史上の合戦をテーマとした作戦・戦役級では国産初の商用シミュレーションウォーゲームでした。
両陣営の諸大名の戦意は様々に変化し、その動向は不確かで、与えた恩賞カードと情報カードによって去就が明らかになるという、非常に不確実性の高いシステムでした。合戦当時の関係者の疑心暗鬼を再現するゲームです。
この衝撃(ファーストインパクト)は大きく、数多ある関ヶ原戦役のゲームで各大名のレーティングは現在までこのゲームが基準になっています(史実準拠とは少し違う)。

後にサンセットゲームズ社からコンポーネントを改めて再販されており、2024年現在も販売中です。

#関ヶ原の戦い #徳川家康

ターンスケール: 1ターン=3日
マップスケール: 1ヘクス=十一町(約1200メートル)
ユニットスケール: 1コマ=約1000~1500人

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