マンカラ
マンカラはアフリカ起源で紀元前から遊ばれているゲームです。カラハ、ワリ、オ・ワリなどという呼び方もあります。箱裏によると「マンカラ」は遊具の名前、「カラハ」は遊び方の名前らしいですが、どうなんでしょう。
日本ではマイナーなゲームで、普及版が売られるようになったのは2010年代からではないでしょうか。本品もそうした「新しい」ゲームの一つです。
外箱も黒地に金文字でちょっと高級感があります(写真は補正がかかってしまって茶色ぽいですが)。箱の中身はボードとストーン、緩衝材(と乾燥剤)です。遊び方の説明書は入っておらず、箱裏に書かれているだけです。
ストーンはガラス製で、プレイに必要な48個に予備が6個入っています。他社製品より若干大きめな感じです。プレイに色や形は関係ないので、おはじきやパチンコ玉、豆、コイン、貝殻、動物の歯や宝石まで数さえあれば何を使ってもかまいません。
ボードは木製で、小さな窪み(ポケット)が片側6穴と大きな窪み(ストア)が1ヶ所ずつあるタイプです(マンカラのポケットは片側6穴が標準的ですが世界的には5穴や7穴のパターンもあるそうです)。ポケットの掘り込みがかなり浅め小さめです。
ダイスなどの運の要素がないゲームですので、定石が使える分だけ先手がやや有利です。1ゲーム10分もかからないので、先手後手交代しながらのプレイがいいでしょう。
同じ普及版に幻冬舎の『マンカラ・カラハ』もあります。箱の色使いが若干おもちゃくさいのと、ストーンがほんの少しだけ小さめですが、説明書も入っていてボードのポケットが大きく使いやすいのでお勧めです(4人までプレイできる『ファミリー版』の方がもう一段お勧め)。
#マンカラ #カラハ