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国内戦役1814
『国内戦役1814』はナポレオン戦争における1814年のフランス国内戦役を再現した二人用のゲームです。大軍を率いてパリを目指す連合軍に対して、ナポレオンを擁するフランス軍は寡兵ながら手持ちの戦力を巧みに機動して祖国の危機を救わねばなりません。連合軍も数的な有利があるとはいえ、統制や士気、指揮官の質に問題があり、ゲーム途中で敗北を喫する可能性があります。本作は16枚のカードをリソースにして部隊を動かす「カードドリブンシステム」を採用しており、イベントによる予想外の事態も発生します。
これは国際通信社が発売した「コマンドマガジン誌」119号の付録ゲームです。『皇帝ナポレオン』との2in1でした。『皇帝ナポレオン』とは違い本作はオリジナルの新作です。本誌中にヒストリカルノートから関連ゲーム紹介まで両ゲームに関係する記事が36ページほどあります。
「フランス国内戦役といえばナポレオンが右往左往し、連合軍もナポレオンから逃げるためあるいは追いかけるために右往左往する印象で、このゲームでもおおむねその通りです。パリは遠いかもです。」
というのは『赤い夕陽のナポレオン』で書いた通り。今思うとどちらのゲームの印象だったのかはっきりしません。こちらの方は、ナポレオンにとって「パリは遠い」だったような気もしますが。
#ナポレオン #フランス国内戦役
ターンスケール: 1ターン=不定(全8ターン)
マップスケール: ポイント・トゥ・ポイント制
ユニットスケール: 1コマ=軍団指揮官(戦力制)