CRY HAVOC

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『Cry Havoc』は十三世紀を舞台とした個人規模戦闘のゲームである。この名称自体は「容赦なく」敵に当たれという意味の中世の号令である。
プレイ用コマは乗馬状態と徒歩状態両方の騎士、歩兵、弓兵、石弓兵および農民を含んでいる。フルカラーで印刷されており、いずれのキャラクターも異なっていて、各々に当時を忠実によみがえらせる固有の名前、服装、そして戦闘値を持っている。

『Cry Havoc』は1981年にイギリスのStandard Games and Publications社から発売されました。中世期の白兵戦を個人単位で再現するゲームですがルールは極めてシンプルでプレイも短時間から可能です。コマのイラストが非常に美麗であるのも魅力の一つです。
既に絶版ですがルール・マップ・コマともファンサイトで公開されており(権利関係はちょっとよくわからない)、マップ(A2判40×60㎝)とコマが印刷できる環境の方は入手可能です。cryhavocfanで検索してみてください。
1984年にRexton社(1990年にEurogames社と改名)からフランス版が発売されてヒットし、攻城戦・サムライ・十字軍遠征・バイキング・ファンタジー世界とシリーズが続きました。2024年現在もフランスのHistoric-One社から新たなシリーズ作品が発売されています。

マルチシナリオ制: シナリオ7本付属

ターンスケール: 1ターン=約5秒
マップスケール: 1ヘクス=6フィート
ユニットスケール: 1コマ=1人

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