CORAL SEA 決戦!サンゴ海

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1942年の春も終わり間近、日本軍はポートモレスビーにある連合軍の飛行場を奪取せんがため進撃を続け、島続きの前線の最後の結合部分を作り上げようとしていた。
そして日本軍、連合軍はサンゴ海において雌雄を決したのである。

本作はアメリカのGDW社が発売した珊瑚海海戦および同海域での海空戦を再現するゲームです。初版が1974年に発売され、本品は1976年発行の第二版です。
シナリオは「ラバウル」「ヒューオン湾」「ツラギ」「サンゴ海」の4本で、「ツラギ」と「サンゴ海」を連結するキャンペーンもあります。いずれも30ターン以上(8日間前後)の中長期ゲームになります。艦隊の位置は記録用紙に書き込み、マップ上にはコマを置かない(索敵時にだけ置く)超プレイしにくいシステムで、コマの造作が悪く印刷面と台紙のボール紙とが剥がれやすいこともあって実プレイはしていません。

このゲーム、株式会社タイムマイザーが和訳付きで輸入販売していたのですが、外箱は日本で作ったもので、中身はジップバッグに入っていました(和訳ルールも)。そのため元々GDW社がどのような形で売っていたのかはわかりません。日本での流通経路も今となっては謎です。購入した店以外で見たことがありません。ホビージャパンがGDWの輸入代理店になる前、1970年代の販売だったのでしょうが、それでも他でまったく目にしなかったのも不思議です。タイムマイザーは輸入商社でなく、小売店だとの説もありますが、だとしたらどうやってうちの地元まで流れてきたのでしょう? やはり謎です。

#珊瑚海海戦 #空母戦

ターンスケール: 1ターン=6時間
マップスケール: 1ヘクス=37.5海里
ユニットスケール: 艦船1隻、航空機5~6機

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