STRIKE NORTH

『Strike North』は1941年に大日本帝国がアメリカ合衆国との戦争を行うのではなく、ソビエト連邦への侵攻を決定したと想定しています。日本軍のソビエト連邦への侵攻はドイツ軍のバルバロッサ作戦と連携して行われることになります。

これはDecision Games社が発売した「WORLD at WAR誌」35号の付録ゲームです。本誌中、直接の関連記事は16ページあります。
日本軍が南方へ進出せず「北進策」を採用するという設定で、陸軍が海軍よりも予算的にも優遇されており、装甲部隊が拡充されています。とはいえ、日本軍の戦車部隊はソ連軍と何とか勝負ができるくらい、海空軍力の支援頼りなのは変わりません。
41年の6月にバルバロッサ作戦と連携して戦争を始めるシナリオと、ドイツ軍の進撃がある程度成功した8月から始めるシナリオ、ノモンハン事変から地続きで5月に戦争を始めるシナリオの3本があります。
Decision Gamesの（特に雑誌付録の）ゲームはルールが不完全（未完成）な場合があり、これも例に漏れません。プレイ不能なほどではないですが、プレイ前に確認し合った方がいいでしょう。

#北進策　#ノモンハン事変

ターンスケール：　1ターン＝1ヶ月
マップスケール：　1ヘクス＝37マイル（60㎞）
ユニットスケール：　1コマ＝軍団～師団規模