球状岩

初版 2022/04/13 08:58

改訂 2022/04/13 08:58



 兵庫県養父市の谷には、ヒスイを始め、蛇紋岩や橄欖岩なども転がっており、この手の岩石は珪長岩かなと思っていた。石英と長石からなる岩だったから。転石に目をやると、なんか球状花崗岩の様な物が目に入った。不鮮明ながら、同心円状の構造がある。


 また、その周りには、鉄で汚染された球状の物も散見される。





 今回、この石を見つけたことで、堆積岩由来の石かも知れないと思った。竹野海岸でも、これと同じような石を何個か拾ったことがある。また、泥岩層にも、よく似たものが大量に含まれている場所もある。

 と言う事で、これも、球状岩の成因につながって行く。何もかもが、球状岩に。これが「雲根誌21」の世界。目の前にも大き過ぎて、球状岩と認識すら出来ないものもあるし、小さ過ぎて、見えないものもある。

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