珪化帯の標本作り
初版 2020/12/11 22:29
改訂 2020/12/11 22:29
但馬は、そろそろ雪が降り始める時期になりました。それで、以前見付けた珪化帯の標本を持ち帰りに行きました。それが大物で、約100㎏程有りそうで、とても、持ち上げることの出来ない大きさでした。珪化帯の石なんて、欲しい人は居ないだろうし、安心して放置してました。道路からは丸見えでしたが、誰も手を付けてありませんでした。
![](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/uploads/2020/12/11/22/19/37/6df175d3-d125-4c9d-8d25-baa780beb46c/86a7640f6c5eb359604aaec889e0c513-converted.jpg)
左から3㎏、18㎏、50㎏、合計で81㎏、多少カットもしましたから、最初は90㎏程度だったはずですから、ほぼ真っ二つに割れたようです。その方向も、ほぼ完璧、満足な割れ方でした。
![](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/uploads/2020/12/11/22/22/27/2a2b1149-7bdc-4692-b89a-f6c57b895b11/0bf587b4e2b86b966fe920b0befa3056-converted.jpg)
それを展示場に運び、明延の珪化帯と並べて置きました。右の標本は、明延の物で、主に硫砒鉄鉱です。
![](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/uploads/2020/12/11/22/25/06/9d83170f-a1cc-444e-ac5b-e8cb836fb989/7ca94c5c8b42b81c2fdd21856d398adc-converted.jpg)
これは、今回の標本で、硫砒鉄鉱と黄鉄鉱で、他の鉱物は殆ど含んでいません。
![](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/uploads/2020/12/11/22/26/49/39b59978-061f-407d-af89-7dd9e9076da6/52834bc2c10bc7b72edcc1586686e0a7-converted.jpg)
これは、明延鉱山の物で、殆ど硫砒鉄鉱からなってます。やはり、この手の鉱石は、何処の物でも、よく似た構造になるような気がします。
#コレクションログ
Author
![Default](https://d17x1wu3749i2y.cloudfront.net/2017/08/10/08/28/05/3c8d41ba-fb27-4288-8910-222a8e664ffd/default.jpg)
SilicifiedZone
15人がフォロー中
-
Visits
29,071
-
Items
89
-
Lab Logs
29
-
Likes
278
Since July 2020
![Default](https://d3caz7hhiepl95.cloudfront.net/assets/user/default-6344dcd9594efe2c770024a51c383175.png)