珪化帯の標本作り

初版 2020/12/11 22:29

改訂 2020/12/11 22:29

 但馬は、そろそろ雪が降り始める時期になりました。それで、以前見付けた珪化帯の標本を持ち帰りに行きました。それが大物で、約100㎏程有りそうで、とても、持ち上げることの出来ない大きさでした。珪化帯の石なんて、欲しい人は居ないだろうし、安心して放置してました。道路からは丸見えでしたが、誰も手を付けてありませんでした。

左から3㎏、18㎏、50㎏、合計で81㎏、多少カットもしましたから、最初は90㎏程度だったはずですから、ほぼ真っ二つに割れたようです。その方向も、ほぼ完璧、満足な割れ方でした。



 それを展示場に運び、明延の珪化帯と並べて置きました。右の標本は、明延の物で、主に硫砒鉄鉱です。




 これは、今回の標本で、硫砒鉄鉱と黄鉄鉱で、他の鉱物は殆ど含んでいません。




 これは、明延鉱山の物で、殆ど硫砒鉄鉱からなってます。やはり、この手の鉱石は、何処の物でも、よく似た構造になるような気がします。


 

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