カツミ クハ481-501

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485系の先頭車不足を補うため181系(クハ181-109)から改造されました。
外観上は基本的にクハ181のまま(大きな相違点は運転台屋上の検電アンテナ設置、客室乗降ドア下方延長)なので往年の上越特急「とき」を彷彿させる風貌です。

ただモデルは車高が485系と同じにされており181系のシャコタン具合が再現されていません。なので純粋な485系と連結した時の違和感が感じられず残念な点です。ボルスターの加工で再現できると思いますが水平精度に自信がなく未実施となっています。

また運転台屋根がぺったんこなためか運転席正面のウインドウ中心部が寸詰まりで今ひとつ実車から受ける優雅さが伝わってきません。
高額モデルなのだからもっと煮詰めて欲しかった点です。

私のように青春時代に実車と何度も遭遇した人間なら思い出深いメモリアルグッズですが、模型として一般受けの人気は考えにくく、今後製品として世に出てくる可能性は低いと思います。
ヘッドマークは個人的に「有明」文字マークのイメージです。

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