- OER5200 Museum
- 19F 1/72スケール 大日本帝國陸軍 大日本帝國海軍 プラモデルコレクション
- 1/72 Riich model(リッチモデル)大日本帝國海軍 特四式内火艇カツ (魚雷搭載型)
1/72 Riich model(リッチモデル)大日本帝國海軍 特四式内火艇カツ (魚雷搭載型)
1/72スケール、Riich model(リッチモデル)製の大日本帝國海軍 特四式内火艇カツ (魚雷搭載型)です。
実車は1944年に制式採用された海軍の水陸両用車両です。この車両は主に物資の補給や運搬を目的として開発され、終戦までに18両生産されたといわれています。1942年以降、制空権や制海権において劣勢を強いられた海軍にとって、戦場となった島々への物資補給は重要な課題でした。特四式内火艇は潜水艦で運ぶことができ、最大4tの物資を積載して陸地までは自力で水上航行を行い、上陸後はそのまま履帯(キャタピラ)で走行しました。全長11mと長い車体(船体)はフロートを必要とせず、空冷ディーゼルエンジンで稼働しました。
模型はRiich model(リッチモデル)製です。同社の模型は製作したことがありませんでした。知らない海外メーカーでしたので箱を開けるまで不安でしたが、箱を開けると1/72スケールにしても大きく感じる車体(船体)が綺麗な一体成型で入っており、ほかの部品も素晴らしいディテールでした。履帯はプラスチック製の分割式で、細く細かいですが説明書の指示通りに組み立てれば寸分の狂いもなく巻くことができ、たるみの表現もできます。完全新規の金型ということで組みやすいとは思っていましたが、予想をはるかに上回る精度の良さにただたた感動しました。
今回はできる限りディテールアップを行いつつ製作しました。具体的には以下の通りです。
①前照灯の内部を削り、電球部分の再現とUVレジンでレンズの再現
②ハッチなどの手すりを0.3mmの真鍮線に置き換え
③車体(船体)のワイヤー線表現を削り、取付部分を開孔のうえ糸に置き換え
④アンテナ線の追加
など
私は基本的にストレートに組み立てることが多いのですが、このキットは「素組みではもったいない!」と思ってしまうほど、いつまでも組み立てていたい気持ちになりました。同社からは1/72スケールの製品があまり販売されていませんが、機会があれば他のキットも製作してみたいです。
#1/72 #プラモデル #日本海軍 #水陸両用車 #内火艇