フリーメイソンのための葬送音楽

初版 2024/03/02 21:58

我ながら葬送音楽が好きだというのも、なんか暗すぎる感じだけど、モーツァルトのこの曲は名作であると思うのです。

フリーメイソンのための葬送音楽ハ短調

ただ、この曲については葬送音楽ではなく、秘密結社フリーメイソン(正確にはフリーメイソンが個人をさすことからFreemasonry=フリーメイソンリーが正しいのだそうです。)の仲間がマイスター(親方)に昇進した際の祝賀音楽という説もあるようです。

葬送音楽か、マイスタームジークかは別として、このフリーメイソンって言うのは今も現存していて、全盛界に広く結社員を持つ秘密組織なんですね。

昔NHKかなんかのテレビでやってたのですが、秘密めいたところはあんまりなくて、シンボルマークからしてもともとは石工のギルドの組織だったといわれます。直角定規とコンパスがそれっぽいね。

その番組では団体の本部もカメラが撮ってましたね。友愛団体として古くからあったもので、世界の名士特に音楽家や政治家、小説家など様々な人々が結社員だったようです。

もっとも、その人が亡くなるまで誰が結社員であったのかは秘密であるらしく、妙に謎めいてもいます。

秘密結社という言葉の響きがなにやら怪しげで危険な雰囲気をイメージするのですが、この組織は男らしい組織だったらしいのですね。

黒人撲滅を標榜する白人至上主義の狂信団体KKK(クー・クラックス・クラン)や最近では浦沢直樹の漫画をアニメ化したの映画の『ともだち』のように得体の知れないものではないようです。

モーツアルトも、父親が加入していた関係で加入していたのだろうと言われます。




友愛団体として古くからあったもので、世界の名士特に音楽家や政治家、小説家など様々な人々が結社員だったようです。

もっとも、その人が亡くなるまで誰が結社員であったのかは秘密であるらしく、妙に謎めいてもいます。

秘密結社という言葉の響きがなにやら怪しげで危険な雰囲気をイメージするのですが、この組織は男らしい組織だったらしいのですね。

黒人撲滅を標榜する白人至上主義の狂信団体KKK(クー・クラックス・クラン)や最近では例の映画の『ともだち』のように得体の知れないものではないようです。

モーツアルトも、父親が加入していた関係で加入していたのだろうと言われます。

組織のために様々な音楽を作っているといわれますが、上述したように『フリーメイソンのための』というのは『フリーメイソンの組織に入っていて名前は明かせない一個人のための』という意味合いでしょうね。

アメリカではジュージ・ワシントン以来ルーズベルトなど歴代大統領が名前を連ねており、マーク・トゥエインやベニー・グッドマン、ルイ・アームストロングなんかも結社員です。
カメハメハ4世(ハワイの王様)も入ってます。米合衆国は多いですね。『建国の父』と言われている56人中53人が組織員であったとのことです。

ベートーヴェン、ハイドンなども仲間にいたようです。

モーツァルトのこのハ短調の音楽は相次いでなくなったふたりの結社員のために書かれたという説の方がボクには説得力があります。

どちらか知らないけれど、その仲間がバセット・ホルンの名手であったらしく、この曲にもやたら目立つ形でホルンが鳴り響きます。

その意味ではボクが聴いているカール・ベーム指揮ウィーンフィルの演奏よりもむしろイシュトヴァン・ケルテスがロンドン交響楽団を指揮したものが正統的かも知れないです。
ケルテスの演奏は非常に親密で、ベームのような峻厳といえるような緊張感は感じませんが、ホルンが目立つのでちょっとびっくりしました。
どの辺か、こりゃ聴けば誰でもわかりますね。

モーツァルトが書く短調の音楽は数は少ないですが、彼の感情が大きく揺さぶられる出来事があったときにかかれていることが多いですね。やはり、この曲には祝賀的なものは感じられないという方が素直な聴き方でしょうね。


古生物を中心に動物(想像上のもの)を含め、現代動物までを描くイラストレーターです。
露出度が少ない世界なので、自作の展示と趣味として行っている地元中心の石ころの展示を中心に始めようかと思っています。
海と川が身近にある生活なので気分転換の散歩コースには自然が豊富です。その分地震があれば根こそぎ持っていかれそうなので自分の作品だけは残そうかとAdobe stockを利用し、実益も図りつつ、引退後の生活を送っております。
追加ですが、
古いものつながりで、音楽についてもLabを交えてCD音源の部屋をつくっています。娘の聴いてるような音楽にも惹かれるものがありますが、ここではクラッシックから近代。現代音楽に散漫なコレクションを雑多に並べていきながら整理していこうかと思っております。走り出してから考える方なので、整理するのに一苦労です。

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