1980 ロンドーM379B “le point”
ル・マンの本を読みながら「こんなマイナーなマシン、ミニカーでは出ないよなぁ」と思っていたら、出てくれました。 1980年のル・マンは、ポルシェ・ワークスが924カレラGTでの参戦となり、総合優勝を狙う強豪メーカーが不在のレースとなりました。 決勝はプライベート・ポルシェ勢と地元フランスのロンドーとの戦いとなり、最終的にこのマシンが優勝しました。 ジャン・ピエール・ジョッソーは1978年の劇的な勝利に続き二勝目、そしてジャン・ロンドーは、自身の名を冠したマシンでル・マンを制した、最初で(今のところ)最後の人物となっています。 僕はこのエピソードが大好きで、ル・マン出身でル・マン・ドリームを夢見て、実際に掴むことができたロンドーさんをとても羨ましく思います。 モデルはぼってりとした印象のあるスタイルをよく再現してあり、大きなフロントガラスから覗くコックピットやリアカウルの中のコスワースDFVなど、作り込みが丁寧で見応えのある一台です。 #コレクションログ