1996 TWRポルシェWSC95 "Sanex"
初版 2022/05/15 19:09
改訂 2022/05/15 19:11
すでに展示中の、1979年のル・マンウィナーと同じ時に再販案内が届き、こちらもずっと欲しかったもののタイミングが合わず入手できていなかったので、これを逃してはならないと思い購入しました。
この年のル・マンは、ポルシェが市販車の面影をきちんと残した911GT1を投入し、前年に優勝したマクラーレンF1との対決が注目されましたが、オープン2シーターのクラスでもフェラーリやライリー&スコットなど、総合優勝を狙ったマシン達が出場しました。
有力プライベーターの一つであるヨースト・レーシングも、グループC末期のマシン、ジャガーXJR-14のシャーシを利用してポルシェのコンポーネントを搭載したマシンを2台エントリーしました。
ヨーストの8号車がポールからスタートしたレースは、911GT1がトップに立ち、ヨースト勢が追いかける展開になります。
燃料タンク容量の大きなGT1の方が有利と思われていたため、そのまま逃げる展開になるかと思いきや、ヨースト勢もペースが良く、この7号車がトップに立つと、他のマシンがトラブルに見舞われる中、安定した走りを見せます。
最後は、序盤にコースオフした後、猛追してきた911GT1を振り切って、わずか1周差でトップチェッカーを受けました。
モデルは、紺色のボディにAUTOBACSのオレンジが映えるシンプルなカラーリングがとても綺麗で、オープンボディのためよく見えるコックピットも上手く再現してあります。
ヨーストにとってゼッケン7というのは、本当にラッキーナンバーなんだなと思いながら、細部を観察して楽しんでいます。
Koshichi note
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