ブルーバード510 サファリウイナー

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ハセガワ1/24ブルーバード510 '70サファリラリーウイナーです。
私が初めて作ったラリーカーになります。
Facebookでの同好会でラリーカーを作って投稿するイベントがあり、そのために作りました。
サファリラリーで総合優勝して日本車の性能、耐久性を世界に示したという日本のモータースポーツ、いや日本の自動車産業の歴史に残る名車です。
シートベルトとスペアタイヤ、サイドシルのジャッキポイントを追加してます。
資料本を漁ってリヤシートを外した跡にスペアタイヤ2本を黄色いバンジーコードで固定してあることが判明しましたのでパーツ請求してタイヤ、ホイールをもう1セット入手、黄色いプラグコード用のビニール線で固定してある風にしました。 
この当時から現代に至るまでラリーカーの車載ジャッキはバンパージャッキです。
地形に左右されることなく簡単、確実にジャッキアップできるのが利点ですが、車体の外側部分にジャッキをかけるポイントが必要です。
このクルマではサイドシルにU字型の鉄線を溶接してありますので0.5㎜の真鍮線を曲げて再現してみました。
サファリのブルーバードといえば石原裕次郎さん主演の映画「栄光への5000キロ」が頭に浮かびます。
ラリーシーンの撮影は優勝の前年1969年のサファリラリーで行われています。
石原さん扮する主人公が駆る90番のブルーバードで走っていたのは翌年の優勝ベア ハーマン、シュラー組でした。
この年、他メーカーのクルマで出場予定だったのが現地にクルマが届かず日産から撮影車の貸与を受けて出場、最後尾からスタートして総合5位に入賞して翌年のワークスカーでの出場に繋がりました。
この90番も作ってみたいところです。
外見上の違いはマーキングの他はホイールがスチールであることくらいです。
ハセガワからホワイトメタル製の鉄チンホイールが入った69年仕様が時々限定販売されていましたので、それを入手できれば可能かな。
90番のレプリカを石原さんが所有されていて、小樽の記念館に展示されていたので写真は出てきそうな気はします。
まずキットを捜さないと…

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