南方占領地 ラブアン大日本帝国政府加刷切手

0

日本占領前、マライの海峡植民地に属していたラブアン島(ブルネイ湾入り口)では、ジョージ六世の切手が使われていました。
その後日本軍に占領され、ブルネイで使われた「大日本帝国政府加刷」が行われました。
加刷が行われた切手は皇族の収集家のため各額面2シートが献上され、その一部(1、2、5、8セント)が国内で分譲されました。(当方の所有物もその際に分割されたものと思われる。)

ラブアン島は後に北ボルネオの一部となり、海峡植民地切手を使用するのは不適切と判断されたためこの切手は非常に短い期間しか使われませんでした。
そのため稀少で謎の多い切手となっています。

Default