南方占領地 海軍担当地区⑥ 小スンダ列島錨

0

整った形が特徴の錨加刷で、これらは主にバリ、ロンボック、チモールなどの小スンダ列島で使用されました。

この地域で使われた錨加刷は大きく分けると大型の肉太な錨(写真1枚め)とやや小型の整った錨(写真2枚目以降)の2種類に分類されています。前者には黒と赤紫色があり、後者には黒・紫・緑・橙・赤・赤紫・青紫色が確認されています。

また、海軍担当地区③のロンボック錨加刷はこのやや小型なタイプの錨(写真2枚目以降の物)が変形した物と考えられています。

※写真2枚目は黒・紫加刷、3枚目は橙・赤・緑加刷、4枚目は橙の二重加刷バラエティ。

Default