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- 3F 入手やや困難〜超困難モノシリーズ。
- 1969(昭和44年)年の週刊少年マガジン3冊。【ある惑星の悲劇】掲載号
1969(昭和44年)年の週刊少年マガジン3冊。【ある惑星の悲劇】掲載号
もう一つの【はだしのゲン】といわれる【ある惑星の悲劇】掲載号。(3週連載)
貸し本漫画時代の劇画作家の旭丘光志が古本屋で偶然見つけた小冊子の内容に衝撃を覚え、講談社に企画を持ち込んだ作品。 『ほるぷ平和漫画シリーズ発行以来、陽の目を見ない作品』とある。(2009年の封印漫画大全より)
太平洋戦争の最中に事故で幼い我が子を亡くし(薬が無いので麻酔無しの手術に耐えられなかった)、妻の実家のある広島市に疎開し、ピカドン(原子爆弾)の爆心地から900mの距離ながらも奇跡的に助かったKさん。
Kさんはそこで地獄を見る。辺り一面瓦礫と死体の山。全身火傷の親を観て恐がり泣く子供、母の死体にすがり乳を求める乳児、水を求めて川に入るも死に、潮の満ち引きで川を行ったり来たりする死体。ガスが充満して破裂して悪臭を放つ腐敗した死体。
勤労奉仕に出た妻を探すK氏だが、黒い雨に打たれた影響か、身体にあらゆる異常をきたし原爆症と判る。死にかけ目を醒ますと終戦しており、やむ無く東京に戻る。
身寄りも居らずアパートに独り暮しをしながら働くも、吐血して倒れたり快復の繰返し。
3話目に旭丘は編集部と療養中のK氏を訪ねて色々話を訊き、K氏のある結論に驚かされる‼ (それはここに書かない)
●だけど、もし北朝鮮がアメリカや日本に核ミサイルを撃ち、迎撃に失敗すればこの作品の様な事は必ずや起きる。他人事では無いのだ●
1969年のマガジンに連載されている作品群…【あしたのジョー】や【巨人の星】などがある。【星一徹のモーレツ人生相談室】なんてのもある(笑) 『ハム』(アマチュア無線)なんかも時代を感じますね。
# ある惑星の悲劇
# 封印漫画
# お蔵入り
# 少年マガジン
# 核問題
ハムトシ
2018/02/17K氏の結論、気になるじゃないですかー!
8823hayabusa
2018/02/18HamUtoshIさん
K氏の結論は…「私は経歴詐称していました」…そりゃショーンKだっての(笑)
「シャラップ‼おのれレインボーマンめ‼」…そりゃミスターKだ(爆)
閑話休題。 白髪頭で病床のK氏は旭丘に「あの戦争は私自身にも責任があるんではないかってね」と。
「非国民とか裏切り者とか言われるのを恐れてはっきり反対しなかった。勇気がなかった。死んだ息子や妻に大きな責任を感じています」とあります(画像追加しました)。
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ハムトシ
2018/02/18重い...。
8823hayabusa
2018/02/18HamUtoshIさん
この前、池上彰氏が【核抑止論】の解説していましたし、知合いは「火事が起きてから消火器を買う馬鹿は居ない。核を持っていない国はなめられる。日本も持つべきだ」とも。
何が正解なのか?
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mocopapa
2018/02/18誰もが不安を抱えつつも見て見ぬ振り知らぬ振りをしている題材ですね。戦争体験をしたかたの想いがきちんと後生に伝えられぬまま平成も終わろうとしていますね~。
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8823hayabusa
2018/02/18mocopapaさん
そうですね。私の母方の祖父は当時警察官で、任務で爆心地の救援活動に入り、残留放射能による『入市被爆』をしてしまい、やはり老後は殆ど病床でした。
今も年に2度ほど原爆ドームや平和記念館に行きますが、外国人が多いです。被爆国の若者より案外彼等の方が関心が高いかもです。
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