ＴＶ　Ｂｒｏｓ（テレビブロス）　　快刀乱麻

昭和４８年に放映されたテレビドラマ【快刀乱麻】。

坂口安吾の【安吾捕物帖】を原作とし、尊敬して止まない佐々木守・他が原作を担当。タイトル絵は横尾忠則、音楽は都倉俊一、制作は必殺シリーズの産みの親の山内久司・・・　　まさに『夢のドリーム！！！！！』（笑）

小学校低学年の頃観ていて好きでした。学校でも御学友とＯＰ主題歌【少女ひとり/内田善郎】の歌を歌っていた。（内田善郎氏・・・昭和ガメラの第１作に出てくる主人公・俊夫君を熱演）

大人になってもう１度観ようと調べたら、【快刀乱麻】（１０話以降は【新十郎捕物帖　快刀乱麻】に変わる）はスタジオでのビデオ撮りで、当時のビデオテープは２インチＶＴＲといい、相当高価なので毎回そのテープで重ね撮りをしていたらしい。大阪朝日放送に最終回のテープのみが保存されているらしい。　　僕は１度ここを訪ねて受付でソフト化を訴えたが単なる”視聴者の声”で片付けられたのだろうなあ（笑）

最終回映像　https://www.youtube.com/watch?v=ahKia6zg-co
（これはテレビ探偵団での映像。　僕もフルバージョン所有している。アップしようかな？）

しかしこれがフィルム撮影なら全話残っていただろうし、昭和４８年って、家庭用ビデオデッキなど金持ちくらいしかもっていなかった時代。ＮＨＫですらが放送済みの回を保存するという概念がなかった。　　こうして雑誌の【もう１度観たい】特集の１位に輝いたのがせめてもの救いか。

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