映画【バットマン ビギンズ】パンフレット

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冒頭、アジアの何処かの臭い・汚い・寒々とした粗末な刑務所の囚人達の中にブルース・ウェインが居り、やがて”影の同盟”という組織に入り、鍛えられます。

【影の同盟】とは全員が忍者の様ないでたちで徒手・あらゆる武器での格闘はもちろん、”恐怖心に対抗する精神”とかのメンタル面も鍛え上げられる組織。  ブルースは子供の頃に目の前で両親を殺害されており、いつしか世の中の悪に復讐しようと考えていて、影の同盟で頭角を現して最上位に近い存在になり、最終試練で影の同盟が生まれ故郷のゴッサムシティーは悪の温床なので、ここを破壊しつくし、どんどん世の中を浄化していこうというテロ行為を目論んでいた事を知り、反旗を翻し影の同盟を滅ぼす。

故郷ゴッサムシティーに帰ったブルースは、巨大な大都市ゴッサムはマフィアの大ボスに牛耳られ、その力は警察も政治家にも浸透していた。   

ブルースは両親が遺してくれた巨万の富と、忠実な執事アルフレッドや特殊兵器開発部門のルーシャスの協力を得て様々な自家用兵器を造り、そして影の同盟で心身ともに鍛え上げられたブルースは、コウモリからヒントを得て【バットマン】となる。 バットモービルも歴代のそれとは全く異なる・・・車というよりは戦車!

そして汚職まみれの警察内に信頼出来るゴードン巡査部長(バットマンの良き理解者)と幼馴染のレイチェル検事補と共にゴッサム浄化の為の闘いに挑むのだが、本当の敵はマフィアのファルコーネではなく、その裏で操っていた組織があり、それは滅ぼしたはずの【影の同盟】だった・・・

そしてマフィアも影の同盟も壊滅した矢先、警部補に昇進したゴードンに呼び出されたバットマン。
ゴードン曰く、平和を取り戻したゴッサムで新たな凶悪な犯罪者が現れたという。 犯行現場にこれ見よがしに残していく証拠品の1枚のトランプを見せた。  裏返すと【ジョーカー】であった!!
それはバットマンとジョーカーの長い戦いが始まる事を示唆していた。  

バットマンの敵は色々居ますが、個人的に【スケアクロウ(案山子(かかし))】がお気に入りで、クレイン精神科医が開発した幻覚を起こす薬品をガス状にして相手がそれを吸引すると正気を失い、その人物の精神内で恐れる恐怖像が膨張し、最悪の場合は死か廃人になる。  クレイン医師のスポンサーは影の同盟で、彼自身は吸引しないよう、特別な呼吸器を内蔵した布製のマスクを使う。(原作漫画では全身が案山子姿)  

冒頭の刑務所や影の同盟のシーンを観ていた僕は、内心(退屈だなァ、早く見せ場が観たい)と思っていたのですが、気が付けば数あるバットマン作品の中で1番観る回数が多かったりします。

まさにブルースが試練を経てバットマンになっていく過程を見事に表現した【バットマン・ビギンズ】です。

https://youtu.be/ITQGtr-RhQ8

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