月刊【Ｗｉｎｋ】岡山版　１９９７年　９月号

この【Ｗｉｎｋ】なる雑誌、多分だけど岡山県と広島県で発行されていて、買ってはいないが今でも見かける。

んで、今から２３年前に岡山市に住んでいた頃にこの雑誌の『おもちゃ』『博物館』などという僕を狂喜させるキーワードに目が行き購入。　広島や岡山の〇〇博物館・・・多くはその道のマニアが個人で集めたグッズを展示している、言わば【元祖ミューゼオ】みたいな施設を特集していた。

その中でも【小松崎茂美術館】には心惹かれた。　昭和の表現だと【胸キュン】【ゾッコンＬＯＶＥ】といったところか（笑）

小松崎茂・・・故人だが、画家で少年雑誌の口絵や挿絵、表紙を飾り大人気に。　中でも昭和４０年代にイマイから発売されたサンダーバードの箱絵はとにかく有名で、漫画家の松本零士さんなどは特に影響を受けたとか。　他にもバンダイや田宮のプラモ、ＳＦ物の絵は、エアブラシも無い時代に筆だけで躍動感溢れ、多くの少年達に夢と希望を与えた方なのです。

その小松崎茂画伯の絵に魅了され、自身も画家で小松崎画伯と交流を持ち、小松崎茂画伯の絵や遺品まで受け継いだ【日本一の小松崎茂マニア】の個人運営の美術館が、岡山県美作市の山中に在ると紹介され、これは僕をおびき出す為のワナだと知りつつも行きました（笑）。　男にはなぁ、負けると判っていても行かなくちゃならね時があるんだぜ（爆）

館長さんの名は竹中信清氏。　　小松崎氏だけでなく横山光輝氏のファンとかで、たちまち僕とは意気投合したのを覚えている。

そして数年前、この美術館は山を降り、麓の湯郷温泉の温泉街の中の古民家に、マジンガーＺがジェットスクランダーを得てパワーアップした様に『とある施設』に生まれ変わった・・・（日記に続く）

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