作者【ま行】漫☆画太郎 【画太郎先生ありがとう】

0

『天才とバカは紙一重』というが、それはどちらも常識にとらわれない共通点がある。

バカな漫画を描く作家は数多く居るが、『バカっぽく描く普通の作家』が殆どである。 『バカっぽく描く天才』は赤塚不二夫でしょう。

しかしこの漫☆画太郎、『バカっぽく描くが、天才なのか本当にバカなのか判らない』漫画家です。ずいぶん悩みました(爆)

この本は彼の短編集なのだが【エスカレーション】は、よくある『どんどん強敵が出てくる』『奥義かと思いきやまだまだ奥義が出てくる』対決漫画に対する揶揄の様でもあり。

【ババアゾーン】…95年、会社の旅行で台湾に行ったのだが、行きの飛行機の中で同僚達は既に酔ってバカ笑いしながら騒いでいたが、僕はこの作品を読んで笑いをこらえながら涙を流して2時間のフライト中笑いっぱなし‼(爆) ※僕は全く酒が飲めません。

よく銃が出てくる描写で、読書が(この作者、銃に関しては素人だな)と感じる事もある。そりゃ全ての漫画家が銃に精通している訳ではないから仕方ない。 要は銃を持っている・突き付けている・狙っている・撃つ撃たれた・が伝われば良いのだ。

しかし漫☆画太郎は『リボルバーを連射しながら薬莢が排莢(バカバンの目玉のお巡りさんの連射もそう)』とか、『設定が狂いに狂い、収拾がつかなくなり、設定は最初から無かった事に』とか、平気なのだ(爆) しかし意図的にそれを狙ったのか?深く考えず成り行きまかせで描いたのか?悩んでしまう💧

とにかくこの本は買うべし!な、一冊。

#漫画 #漫☆画太郎

Default