作者【ふ】藤子不二雄A 【ブラックユーモア短編集】

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僕は世間でいう所の藤子不二雄(FもAも)作品が素晴らしいとか思っていません。好き・嫌いではなく、『興味が無い』のです。

そんな僕も大事にしているのが、この【藤子不二雄A ブラックユーモア短編集】です。

目次を観るといきなり『ぶきみな5週間』が収録。 これは68年だったか?の少年キングに週イチで5週連続、毎回読切りのブラック漫画。

実は第1弾、1週目は『毛の生えた楽器』だったのだが、特定の民族の差別・軽視問題とかでクレームが来て、単行本に収録する際に『禁じられた遊び』に差し替えられ、『毛のは生えた楽器』は封印・お蔵入りに。

サービス!(笑)
https://muuseo.com/8823hayabusa/items/7

(ここだけの話)
しかし、『禁じられた遊び』も主人公の幼い女の子が軽い知的障害?というクレームが入ったらしく、後にその件の描写は描き直されたらしい。僕のにはある。つまり初期の版みたい。(画像4枚目)

(ここだけの話2)
それと『北京填鴨式(ペキンダックしき)』って作品。実はこれが収録してあるからこの本買いました。子供の頃読んで「ヒィィィッ‼」と楳図かずお作品のキャラがあげる悲鳴と同じ悲鳴をあげました。

香港に旅行に来た日本人のツアーの一人が、北京ダックの養育場での回顧シーン。偉そうな我儘オヤヂが戦時中に中国人のスパイを土に頭だけ埋め、首を軍刀ではねる……このシーンも今は差し替えられているらすぃ。(画像5枚目)

この【北京填鴨式(ペキンダックしき)】、次のアイテムにも登場しますので覚えていて下さい。

#藤子不二雄A #藤子・F・不二雄 #漫画

藤子不二雄・封印作品【毛のはえた楽器】
【毛のはえた楽器】  藤子不二雄A/少年画報社 これはかつてマガジン・チャンピオン・ジャンプ・サンデーと並び発行されていた70年代の『週刊少年キング』に掲載されていた。   この号から1話完結で5週連続で藤子不二雄Aが描くブラック作品。 🌷≪余計なあらすじコォナァ≫ 日本のテレビ番組の1行がアフリカの奥地を探検取材しにきた。 その村はまだ蛮族?で、近年ようやく部外者が立ち入る事ができる様になった程度。 ガイドが「無断で撮影してはいけない」という忠告を無視し、1行のカメラマンKは部族を小馬鹿にしながら「構うものか」とどんどん奥に入っていく。  そして行方が判らくなった。 後日、一行のスタッフが部族に売りつけられた猿を解体して作った毛のはえた楽器(三味線みたいな形)を弾いていたら、別のスタッフが「君も売りつけられたのかい?俺もだよ」と。  んで、その楽器を渡されてよく観ると・・・行方不明になったカメラマンKの特徴あるホクロがある顔の部分が・・・(怖) 実在の部族の名前とか、描写などがアウトになったらしく、単行本からは削除され、今出回っているのは変わりに『禁じられた遊び』という作品に差し替えられている(しかしコレも一度、問題描写で描き直しされているそうな)。 1枚目はその話の表紙。ゲットでけた。 2枚目はその掲載号表紙。 # 藤子不二雄A  # 藤子・F・不二雄  # 単行本未収録
https://muuseo.com/8823hayabusa/items/7

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