Joy&Pain/Donna Allen

0

Joy&Pain/Donna Allen

フランキービバリーのJoy&Painはソウルミュージックを代表する名曲。その神々しい名曲をカバーしてR&Bチャート3位を記録したのがこのDonnaAllenの”Joy&Pain”。
マイアミ出身の彼女のデビューは86年 21 RECORDS 原盤 ATCO 配給のデビュー・アルバムPerfect Timing。そこからのシングルカットSeriousは所謂、当時の流行りのディスコチューン。ヒット目当ての曲と言ってしまえば、それまでだが、彼女の真骨頂は時代に流されないその歌唱力だ。その後88年にアルバムHeaven on Earthをリリース。アルバム2作品のスロー、メディアムはどれも心地よく、今聞いても色褪せていない。その2作目の中で度肝を抜かしたのがこの”Joy&Pain”だ。トレンドであったニュージャックやディスコサウンドを捨てて、歌唱力で勝負に出たミディアムナンバーは瞬く間に全米R&Bで3位にまで上り詰めた。フランキービバリー&メイズのそれと比較はできないが、陰(Rain)のフランキー、陽(Sunshine)のドナ、といった感がある。この名曲はこの二組のアーティストで聞き込むといい。

Default