LIGHTHOUSE / DAVID CROSBY

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ポルトガル、ポルトの荒々しいフェルゲイラス灯台をジャケットアートワークにしたデヴィッド•クロスビーのソロ5作目。
1stソロを出したのが1971年で、2ndが1989年、3rdが1993年と各年代に一枚ペースで活動していたデヴィッド•クロスビーですが、ドラッグをやめ、肝移植手術を行った際に長らく疎遠だった実子、ジェイムズ•レイモンドとの交流が始まったことで徐々に音楽活動も活発となり、2010年代には4枚ものアルバムを発表しています。
本作はその中の一枚で、ジャズフュージョングループのスナーキー•パピーのリーダーであるマイケル•リーグとのコラボレーションから生まれたアルバムです。
ジャズやフュージョンぽさはなく、あくまでもマイケル•リーグ側がデヴィッド•クロスビーに寄り添い、穏やかで原点回帰なアコースティックサウンドに仕上げています。

デヴィッド•クロスビーの波瀾万丈だった人生がまさに表のジャケットであり、穏やかな今が裏面のジャケットで、そこに常に寄り添う灯台がジェイムス•レイモンドであり、その他多くの音楽仲間なのだと思います。

https://youtu.be/LeRxhmdmuIk

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