3RD / BIG STAR(紙ジャケCD)

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ビッグ•スターが所属したスタックスレコードはブラックミュージックに強いレーベルだったため、ロックのプロモーションは専門外でした。
結果、最初の2枚のアルバムは売れ行きが伸びず、メンバーも去り3枚目のアルバム制作にかかりますが、出来上がったアルバムは無地のジャケットで250枚刷られたのみでお蔵入りとなります。
意気揚々としている1st、2ndとは異なり、紆余曲折を経た本作は不安定でアンバランスなものになりましたが、それがビートルズのホワイトアルバムのようで、むしろこちらの方が名盤と唱える方も多くいらっしゃいます。
また、同年に盟友クリス•ベルが自動車事故で他界するため、再評価の際も完全な再結成とはなりませんでした。
2010年にアレックス•チルトンが亡くなったのち、本作の完全盤となるCD3枚組が発売されました。デモから完成形までを辿った構成で、このアルバムの人気の高さがうかがえます。

https://youtu.be/XF5Yu-SRq8E

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