ソ連JS-2m スターリン重戦車 単色迷彩

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第二次大戦でドイツ軍と相対したソビエト軍はロシアの平原を舞台に大規模な戦車戦を繰り広げました。
その実戦経験と時が進むにつれ、戦車はその攻撃力や防御力を高め、進化を続けたのです。
そして、強力な88mm砲を装備したドイツのタイガーI型戦車が登場すると、それに対抗するべく開発が進められたのが122mm砲を搭載したJS-2重戦車です。
Zh.Ya.コーチン技師を中心とした第2特別設計局(YKB-2)によって開発され、1943年12月からチェリヤビンスクのキーロフスキー工場で生産が開始されました。
車体長6.7m、幅3m、車体重量46トンの車体は車体上部と砲塔に鋳造パーツを使用。
主砲は当時ソビエトが装備していた122mm野戦加農砲A-19をベースに戦車砲に改良した43口径122mm戦車砲D-25Tを搭載。
1000mの距離から160mmの垂直鋼板を貫通可能な威力を発揮しました。
実戦には1944年2月のコルスン包囲戦から投入されましたが、1944年4月には避弾経始の向上などを目指して車体形状を改良するなどしたタイプが登場。

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