F-111A アードバーク アメリカ空軍 第429戦術戦闘飛行隊

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ジェネラル・ダイナミクス社製。世界初の実用可変翼機。第3世代ジェット戦闘機。
F-111A
F-111の初期バージョン。当初235機が計画されましたが、94機はE型に変更されたため、生産数は前生産機(テスト用)などを含め158機にとどまりました。後に42機がEF-111Aへと改造、3機の前生産機はNASAに引き渡され、1970~1980年代にかけて様々な試験をこなす実験機として使用されました。
長らく公式な愛称がなく、非公式に「アードバーク(Aardvark:ツチブタの意)」「ワンイレブン」などと呼ばれており、退役当日にアードバークが公式に採用されました。
戦闘機としては大きすぎたがために機動力に欠け、役に立たなかったのですが、
F-111に搭載された地形追従レーダーの精度は非常に高く、かつハードポイントに搭載できる兵装の数も優れていました。極めて優秀な「爆撃機」というべき機体だったのです。

初飛行:1964年12月21日
生産数:554機
運用開始:1967年7月18日
退役:USAF:1998年、RAAF:2010年12月

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