ロータス初のフル4シーターモデル ロータス Elite 2代目

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サントリーコーヒーボス ロータスコレクション 2011年

概要
製造期間 1974年 - 1982年
ボディ
ボディタイプ 2ドアワゴン
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン 1973cc/2.174cc 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
変速機 4AT/5MT
車両寸法
ホイールベース 2.490mm
全長 4.470mm
全幅 1.820mm
全高 1.210mm
車両重量 1061 – 1111 kg

1974年にデビューしたエラン+2・130Sに代わるロータス初のフル4シーターモデル(コードネーム・ロータス75及び82)に、11年ぶりにエリートの名が復活。 二代目エリートはジェンセン・ヒーレーや1975年デビューのエスプリと共通のボクスホール製エンジンをベースとするタイプ907エンジン(1973ccDOHC直列4気筒)をフロントに積み、エランやヨーロッパ同様、鋼板バックボーンフレームにFRP製のボディを架装したものでした。ロータスとしては初めてパワーステアリング、エアコンがオプションで選択でき、1976年にはオートマチック車も追加されるなど、従来のピュアなスポーツカーとはまったく異なる、高級サルーン志向のモデル。直線を基調としたスタイリングは社内デザイナー(オリバー・ウィンターボトム)によるもの。リヤシートはエラン+2同様巨大なセンターバックボーンが邪魔だが、意外にも大人が着座出来る実用性がありました。外観は英国独特の高級スポーツカーの一車型であるシューティングブレイク風ですが、リヤシートバック直後にリヤウインドウがあり、荷室は車室内と完全に分離されています。構造上はガラスハッチを持つ2ドアセダン。FRPボディは部分的に2重にされ、間に発泡材が充填され高い衝突安全性を有しています。

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