サツマウツノミヤリュウ ( open mouth version )

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獅子島で見つかった化石
九州ではじめて発見されたクビナガリュウ化石
サツマウツノミヤリュウ
このクビナガリュウ化石は平成16(2004)年2月,長島町(当時は東町)の獅子島南西部幣串地区の海岸で宇都宮聡氏により発見されました。2004年8月〜2006年1月,東町と高知大学理学部の協力の下に発掘地点周辺の調査が行われました。その結果,一緒に発掘したアンモナイト化石などから,この標本の産出年代は白亜紀後期(約9800万年前)と推定されました。本標本は,長頸竜目プレシオサウルス上科エラスモサウルス科に同定されました。
この化石は,鹿児島県の地名「薩摩」と発見者の名前から「サツマウツノミヤリュウ」と呼ばれています。

# サツマウツノミヤリュウ # 古田悟郎

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