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昨日達さだまさし
1980年12月に発売された『さだまさし ヒット・コレクション』以来のベスト・アルバムで、フリーフライト移籍後初のベスト・アルバムのリリースであった。 「不良少女白書」以外はすべてシングル盤A面曲で構成されている。ただしA面曲のうち「線香花火」「雨やどり」「桃花源」「親父の一番長い日」の4曲はオミットされ、また両A面規格シングルの「天までとどけ/惜春」および「道化師のソネット/HAPPY BIRTHDAY」の2種に関しては双方とも事実上A面格の楽曲が選ばれている。すでにアルバムに収録済みの作品に関しては「吸殻の風景」、「案山子」の2曲。「檸檬」はシングル盤用にリメイクされたもので、アルバム『私花集』のものとは異なる。なお、本アルバムにはオリジナル曲として先にダ・カーポの榊原まさとしに提供した「不良少女白書」が新たにレコーディングされている。 楽曲解説はすべて新たに書き下ろされ、仕事の関係者から寄せられた多数のコメントが掲載されている。ジャケットはデビュー・アルバムの『帰去来』をパロディ化したものである。
ワーナーパイオニア平碆 善幸
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帰郷さだまさし
さだまさしの34歳の時のセルフ・カヴァー集 2017年1月2日に日本でレビュー済み さだまさしをリアルタイムで聴いてきました。40年経ちましたが、「精霊流し」「交響楽」「案山子」「フレディもしくは三教街~ロシア租界にて~」「秋桜」「主人公」など、どの曲をとっても時代を超えて愛聴できる曲ばかりです。 シンガー・ソング・ライターとして持てる個性を輝かせた20代半ばの時代を飾る名曲の缶詰のようでした。勿論30代に入り、多く重ねたステージのせいでしょうか、声の張りは少し失われている感じですが、歌唱力の確かさがそれを補っているように感じています。 オリジナル歌唱とは、アレンジが異なりますので、どちらの趣がいいのかは、好みが分かれますが、原曲の良さ、歌唱の素晴らしさなど、甲乙付け難いものを感じました。 ここに収録された13曲は、いずれも見事な短篇小説集を読んだ後の清清しさと懐かしさが同居するような曲群です。瑞々しさが違います。曲と詩とヴォーカルが三位一体となった完成度は、他のアーティストとは一線を画すほど卓越した作品を世に出していました。描かれた心情は、時代を超えて強いメッセージとなって伝わってきます。 6曲目の「フレディもしくは三教街~ロシア租界にて~」も大好きな曲です。愛の歌です。ただ、その歌のメッセージはもっと深いところにあります。大好きなフレディがおじいさんになり、私がおばあさんになるまで、幸せに一緒に暮らしたいと願いをもった女性の語りを歌にしています。歌われる「漢口(ハンカオ)」という地名は、中国にある今の武漢です。フランス租界やロシア租界という歌詞でもわかるように、日中戦争前の「漢口」が舞台です。 そんなステキな街のステキなカップルの平和な日常が描かれていましたが、ラストで悲しい結末を迎えます。愛する二人の夢さえも奪っていく象徴として「戦闘機」という歌詞ができます。 もし、戦争がなければ、まったく違う人生を送れたはずなのに、という切々とした願いがこの歌には込められています。ただのラヴ・ソングだけに終わらないのがさだまさしの個性でもありました。声高に平和を叫ぶのではなく、映画のワンシーンのように情景を鮮やかに描いており、いつまでも心に残ります。 9曲目の「案山子(かかし)」もいつ聴いてもいいですね。♪元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る♪という簡潔なフレーズに温かいメッセージが一杯詰まっていました。故郷から遠く離れた街に行き、慣れない都会の暮らしを気遣う親兄弟の思いは、まさしく不変的な情愛そのものです。 10曲目の「主人公」の歌詞にある♪時を遡る切符があれば欲しくなる時がある あそこの別れ道で選びなおせるならって・・・・♪というくだりを20代半ばの年齢で創り出した才能には感心するしかありません。♪私の人生の中では 私が主人公だと♪というラストの歌詞の重さが、一定の齢を重ねてきて、様々な節目を幾ばくか越えた心に染渡ります。永遠の名曲と言えましょう。 リーフレットに掲載してある吉田政美とさだまさしの対談「時を超えて」には、グレープ時代の逸話が9ページにわたり紹介してありました。デビュー以来音楽プロデューサーとしてさだを支え続け、励ましてきた川又明博や、服部克久、渡辺俊幸等のコメントから、知られざるエピソードが語られています。さだまさしの人となりがとても温かく伝わってきました。このリーフレットの存在から考えても、以前からオリジナルの歌唱を愛している方にとっても再び手に取られても損はないと思います。
ワーナーパイオニア平碆 善幸
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うつろひ さだまさし
前作『印象派』に引き続き服部克久が制作に参加している。 ソロデビュー・アルバム『帰去来』から前作『印象派』まで、さだのアルバムはすべて漢字3文字のタイトルであったが、このアルバムはタイトルがひらがなになった代わりに収録曲のタイトルがすべて漢字3文字である。 このアルバムが制作されたころのさだは、「関白宣言」、「防人の詩」のヒットの反動として「女性蔑視論者」、「右傾思想者」などとバッシングを受けたことや、映画『長江』制作での膨大な借金といった心労が重なって不振に陥っていた。 ライナーノートは1曲1枚の凝った作りだった『印象派』から一転して、文章4頁+写真2頁の簡素なものであった。デザイン的には『夢供養』を再現しているが、内訳は各曲の歌詩と解説文が2頁(1頁あたり5曲)、「邪馬臺」のライナーノート補遺として収録された『文藝春秋』(1980年6月号)掲載のエッセイが半頁、総括解説(さだの他、川又明博、山下有次、福田郁次郎、服部克久が執筆)が1頁半であった。2頁分の写真は中国で撮られたものである。
ワーナーパイオニア平碆 善幸
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風見鶏さだまさし
アナログA面 編集 最終案内 空港という喧騒の場にあって、別れの孤独を感じている男性の心境をうたった歌。「この歌には当初、ジェット機の実音で幕を引くつもりだったが、ジミー・ハスケルの弦がより一層効果的に幕を引いてくれたので変更した」と曲紹介に記されている。この後も、さだは空港での別れを歌った曲を数曲作っている(「虹の木」、「東京」、「時計」など)。 編曲:渡辺俊幸、弦編曲:Jimmie Haskell つゆのあとさき 別れる女性に最後の誠意を見せる男性の心境をうたった歌。歌詩中に「今日は君の卒業式」とあるが、タイトルにもあるように梅雨の季節の歌であり、別れを比喩的に卒業と表現したものである。[2]歌詩中に「もう制服はいらない」とあることから、時期設定は3月の卒業シーズンであると素直に解釈することもできる。菜種梅雨の前後との解釈もある。タイトルは永井荷風の小説『つゆのあとさき』から採られたが、歌詩と小説とには関連はない。 編曲:渡辺俊幸、弦編曲:Jimmy Haskell 飛梅 太宰府天満宮を舞台に、『大鏡』等に記されている菅原道真の伝説、特に飛梅伝説をモチーフとした楽曲である。さだの得意とする日本の古典的題材作品に連なる最初の作品。この作品で太宰府天満宮の宮司一家と親しくなり、2002年の菅公御神忌1100年大祭で、谷村新司や南こうせつなどの親睦のある歌手達と共に太宰府でコンサートを行い、そこで太宰府がテーマである「飛梅」「都府楼」を歌った。 編曲:渡辺俊幸、弦編曲:小野崎孝輔 きみのふるさと 10年近くコンサートのオープニング曲として使われ続けた楽曲。恋人の故郷へ向かう恋の風景と男性の抱く希望をうたっている。一説によると、さだとゆかりのある島根県益田市の海岸線を走る国道がモチーフとも(佐田家は元々島根県を発祥とする)。さだの妻は浜田市の出身であり、この詩の中に出てくる風景と似ているとも感じられる。 編曲:渡辺俊幸、弦編曲:Jimmy Haskell 思い出はゆりかご 作曲者である渡辺俊幸に結婚のお祝いとして贈られた歌。しかし歌詞の内容は、別れた恋人を思い出すという内容である。 編曲:Jimmy Haskell アナログB面 編集 セロ弾きのゴーシュ 森山良子への提供曲(レコーディングは森山の方が先であったがリリースはさだ自身の方が先であった。)。サン=サーンスの組曲『動物の謝肉祭』第13曲「白鳥」のフレーズが使用されている。理由として「この部分だけ僕がツェロで弾けるから」とライナーノーツに記している。後に文化放送『さだまさしのセイ!ヤング』のエンディング曲となった。タイトルは宮沢賢治の小説『セロ弾きのゴーシュ』から採られたが、歌詩と小説とには関連はない。タイトルを付けるにあたっては、さだ自身が賢治の実弟である宮澤清六のもとに許可を求めに出向いている。セロはチェロの別名。 編曲:渡辺俊幸、弦編曲:Jimmy Haskell もうひとつの雨やどり 1977年7月10日にシングル・リリース済みの作品である。シングル盤「吸殼の風景」のB面曲。大ヒット曲「雨やどり」の替え歌である。さだは、「『雨やどり』がお笑いに染まって本質が見えなくなっていく現状に、蛇足ながらも答えを出してしまった」と曲紹介で述べている。後にさだの実妹でこの楽曲(および「雨やどり」)の主人公のモデルでもある佐田玲子がカバーした。 編曲:Jimmy Haskell 吸殼の風景 1977年7月10日にシングル・リリース済みの作品である。別れた恋人同士が再会し、互いの非をかばう心情をうたった歌。タイトルは、再会し喫茶店で向かい合う男女を灰皿の中のタバコの吸い殻に例えたものである。[3]同様の比喩表現は「推理小説」においても用いられている。クレジット名の殼の字は「殻」ではなく異字体の「殼」であるが、このアルバムでは「殻」となっている。 編曲:渡辺俊幸 桃花源 オリジナルは中国・山東省出身、台湾の映画監督・シンガーソングライターの劉家昌(1941年 - )の作詞・作曲したヒット曲「我家在那裡」である。弟の繁理が台湾で気になった曲を採譜して持ち帰ったもので、本アルバム発表時は作曲者不詳とクレジットされていた。のちにシングル・カットされた際にクレジットは劉家昌作曲と改められている。先のアルバム『帰去来』と同様、陶淵明の詩からタイトルが採られている。内容は故郷を桃源郷(理想郷)に見立てている。なおTBSテレビのドラマ『せい子宙太郎』のテーマ曲に用いられた。 編曲:Jimmy Haskell 晩鐘 恋人との別れを、日本古来の美意識を駆使して作られた曲。日本の美を愛するさだは、「この歌をできるだけ歌おうと思っているが、季節が確定している(晩秋)ので、他の時期に歌うと間が抜ける」と、コンサートで話していた。 編曲:渡辺俊幸、弦編曲:小野崎孝輔 「桃花源」「思い出はゆりかご」以外はすべて作詩[4]・作曲:さだまさし 「思い出はゆりかご」作詩:さだまさし 作曲:渡辺俊幸 「桃花源」作詩:さだまさし 作曲:劉家昌 採譜:佐田繁理
ワーナーパイオニア平碆 善幸
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私花集さだまさし
私小説的な内容の歌(例えば「SUNDAY PARK」)が多いアルバムである。 また、梶井基次郎の小説『檸檬』をベースに、舞台を御茶ノ水に置き換えた「檸檬」のアルバム・ヴァージョン、さだの代表作の一つに挙げられる「案山子」、山口百恵に提供した「秋桜」と「最后の頁」、そして、発表以来ファン投票では常に第1位に選ばれている「主人公」など、重要な曲が収録されたアルバムである。 なお、本作では前作『風見鶏』に続いてジミー・ハスケル(Jimmie Haskell)[1] が4曲[2]編曲を担当している[3]。 アルバム・ジャケットには前作『風見鶏』同様、味戸ケイコによるイラストが用いられた。 累計売上は89万枚を記録[4]。
ワーナーパイオニア平碆 善幸
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帰去来さだまさし
アナログA面 編集 多情仏心 演奏時間2分余りの小品。エンディングも基本的に同じ楽曲である。原曲は1975年5月25日リリースの小柳ルミ子の「ほたる列車」で、冒頭部分をスローテンポにして歌詩を書き換えている。当初は「ひと雨くれば」のB面曲であったが1979年にSMSから再リリースされた際には「ほたる列車」がA面、「ひと雨くれば」がB面に変更された。 笙を吹いているのはさだの高校生時代からの友人で、「仏滅神主」と渾名された石川正人である。 編曲:渡辺俊幸 線香花火 本アルバムと同時にシングルとしてリリースされた、さだのソロデビュー曲。 さだの故郷長崎では精霊流しの夜に大量の花火を燃やし、精霊流し以降は線香花火などの地味な花火を楽しむ習慣がある。それゆえこの作品も晩夏の情景を歌っている。 線香花火の火球が落ちる時の「ジュッ」という擬音で終わる。さだ曰く「ひとつふたつみっつで始まりジュウ(10)で終わる」とのこと。 編曲:渡辺俊幸、ストリングス・アレンジ:青木望 異邦人 亡くなった元恋人の弔問のためにかつて過ごした町を訪れ、もはやそこに自分の居場所が無いことを実感する歌。 さだの作品としては初めて間奏部に台詞が入る形式となっている。 編曲:渡辺俊幸 冗句(ジョーク) 好きな女性に冗談ばかり言って、相手から「いい友達」としか思われていない男性の心情を描いた歌。 編曲:渡辺俊幸、ストリングス・アレンジ:服部克久 第三病棟 入院中に知り合った幼い少年患者との交流と、悲しい別れを明るい楽曲に包んで歌っている。 少年のかわいらしさを表現するトイ・ピアノの伴奏はさだ自身が弾いている。コンサートでも「ピアノ弾き語り」と称してトイ・ピアノを使うことがあり、ライヴ・アルバム『随想録』でもさだのトイ・ピアノを聴くことが出来る。 編曲:渡辺俊幸、ストリングス・アレンジ:服部克久 夕凪 夕暮れの海を眺めながら恋人を思い出す歌。後にも同様のテーマの楽曲として「黄昏迄」が作られている。 編曲:渡辺俊幸、ストリングス・アレンジ:服部克久 アナログB面 編集 童話作家 グレープ時代に制作され、グレープのラストコンサートで初演された楽曲。 編曲:渡辺俊幸、ストリングス・アレンジ:服部克久 転宅 さだの少年時代、父親の事業失敗によって豪邸から狭い長屋に移り住んだ時の経験を歌った自伝的作品。佐田家の人間はこの歌を面白半分に歌われる行為を嫌う。 グレープの吉田正美がギターを弾いている。 編曲:渡辺俊幸、ストリングス・アレンジ:青木望 絵はがき坂 後にシングル「雨やどり」のカップリング曲となった。 「絵はがき坂」とはさだの造語(長崎の観光絵葉書によく使われるような坂という程度の意味)であって実在の地名ではないが、リリース後には長崎市内で「絵はがき坂」の場所を訪ね歩くファンの姿が見られたという。 モデルとなっているのは、さだが少年時代を過ごした活水地区、特に、さだの妹・玲子の母校である活水女子大学の風景である。坂にいる「学生達」はそこの女生徒という設定。有名なオランダ坂は活水地区にある。 上記の設定にした理由についてさだは、「妹に、『曲の中に自分の母校を出せ!!』と脅された。」と冗談交じりで自身のエッセイ集『ゆめいくみはっぴい(夢行身発飛)』1巻に述べている。 イントロ部分は文化放送『さだまさしのセイ!ヤング』の葉書紹介コーナーのオープニングに使われていた。 編曲:渡辺俊幸 指定券 ソロ・デビューシングル「線香花火」のカップリング曲。一度は恋人と別れ、故郷に戻る決意をした主人公の揺れ動く思いを歌った作品。舞台は東京駅で、イントロに東京駅の「…16時30分発さくら号、長崎・佐世保行き、間もなく発車を致します。…」という構内アナウンスが入っている。ちなみに上記のさくら号は約30年後のアルバム『とこしへ』に収録されている「さよならさくら」で作品のテーマとなる。 編曲:渡辺俊幸 胡桃の日 グレープ時代のさだのイメージを覆すような、ロック調の楽曲。 ライブでは、マリンビスト宅間久善のマリンバを主体にしたアレンジがされ、『書簡集』に収録されている。 編曲:渡辺俊幸 多情仏心 「胡桃の日」の後奏がヒートアップした直後に破裂音が入り、そのままこの曲に入る。女性のコーラスと鉄琴が追加されている。 アルバムの序曲と終曲を同じ曲にして統一感を出す手法をさだはこの後もよく使っており、『夢供養』(1979年)、『Glass Age』(1984年)、『逢ひみての』(1993年)などで見ることができる。 編曲:渡辺俊幸
ワーナーパイオニア平碆 善幸
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グレープさだまさしベストヒット
ワーナーパイオニア平碆 善幸
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コミュニケーション グレープ
説明 グレープの3枚目にして最後のオリジナルアルバム。 以後はさだまさしと吉田正美はソロ活動に入ることとなる。 1975年発表。 【収録曲】 ★SIDE 1★ 1. 朝刊 2. 19才 3. 哀しきマリオネット 4. 絵踊り 5. かなしいうた 6. 無縁坂 ★SIDE 2★ 1. 縁切寺 2. 雲にらくがき 3. 風と空 4. 笑顔同封 5. フレディもしくは三教街~ロシア租界にて
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グレープ わすれもの
SIDE 1 編集 精霊流し 1974年4月25日にシングル・リリースされ、大ヒットした作品である。B面は「哀しみの白い影」。ただしシングル盤とは別テイクで、イントロ・アウトロ部分に精霊流しの効果音が入る。 編曲:グレープ もしかしたら君は空を飛ぶんじゃないかな? 編曲:吉田正美 紫陽花の詩 さだの故郷長崎の風景を描いた作品。公式デビュー前に制作されたEP、"GRAPE-1" のA面2曲目に収録されている。グレープがファースト・コンサートを開催するに際して、さだが師と仰ぐ宮崎康平に聴かせたところ、「これは面白い、このような歌は聴いたことがない。」と称賛を得た。宮崎はグレープを長崎新聞に紹介し、彼らのファースト・コンサート開催が新聞記事として掲載されることとなった。 編曲:さだまさし ひとり占い 1974年10月25日発売のシングル盤「追伸」のB面に収録。ギターには、後にさだのバックメンバーとなる石川鷹彦が参加している。あゆ朱美時代の戸田恵子がカヴァーしている。 編曲:木田高介 蝉時雨 デビュー・シングルのB面曲「虹がかかったら」の原曲である。デビュー30周年のNBCホールでのオープニングにも使用された。EP "GRAPE-1" のA面1曲目に収録されている。 編曲:吉田正美 春への幻想 編曲:小野崎孝輔 SIDE 2 編集 雪の朝 グレープのデビュー曲である。1973年10月25日にシングル・リリース済みの作品。B面は「虹がかかったら」。ただしデビュー・シングルとは別テイク。イントロと間奏にさだのヴァイオリンがフィーチャーされている。EP "GRAPE-1" のB面1曲目に収録されている。 編曲:青木望 魔法使いとフリージア 編曲:吉田正美 告悔 リード・ヴォーカルは吉田正美。 編曲:小野崎孝輔 哀しみの白い影 シングル「精霊流し」のB面曲。 編曲:グレープ しおれた花 編曲:さだまさし あこがれ チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の第1楽章序奏部にインスパイアされて書かれた作品。ギターに石川鷹彦が参加している。一部に若山牧水の作品が用いられている
ワーナーパイオニア平碆 善幸