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タイ 切手 甲虫4種
タイに生息する甲虫を描いた切手です。 2B パリーテナガコガネ 学名:Cheirotonus parryi タイをはじめラオスやインド、ミャンマー、ベトナム、カンボジアなどに生息しているコガネムシ。沖縄に似た姿のヤンバルテナガコガネが生息しています。ヤンバルテナガコガネよりも羽の斑点が多く目立ちます。 5B アカヘリエンマゴミムシ 学名:Mouhotia batesi ゴミムシと酷い名前がつけられてしまっていますが、大きな大顎と金属光沢のある体を持つ立派な昆虫です。この顎でほかの虫を噛み砕いて食べる肉食の昆虫です。 6B ギラファノコギリクワガタ 学名:Prosopocoilus giraffa 世界最大のクワガタムシ。ギラファとはキリンの意味で、華奢な見た目は確かにキリンを彷彿とさせます。ペットとしてもとても人気のあるクワガタです。 12B バイオリンムシ Violin Beetle 学名:Mormolyce phyllodes そのままズバリバイオリンのような形をした昆虫で、オサムシの仲間です。とても平べったい体をしていて、サルノコシカケなどのきのこに潜んでいます。キノコやほかの昆虫を餌にしているそうです。
切手 タイ 2001mekyabetsu
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日本 切手 1971年 普通切手 カブトムシ
カブトムシ Japanese rhinoceros beetle 学名:Trypoxylus dichotomus カブトムシを描いた普通切手です。本州では最大の甲虫です。立派なツノで戦う姿はいつの時代も子供達に人気で、まさに昆虫の王様ですね。昔から親しまれているカブトムシですが、意外にも日本の切手には少なく、この切手を含めて2種類しかありません。 海外のカブトムシもかっこいいですが、この見慣れたフォルムも安心感があっていいですね。
切手 日本 1971mekyabetsu
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ドミニカ 切手 絶滅危惧種 ヘラクレスオオカブト
ヘラクレスオオカブト Hercules beetle 学名:Dynastes hercules 中央アメリカ〜南アメリカに生息する、大きいものは全長180mmにもなる世界最大のカブトムシです。斑点のある鮮やかな黄色の羽を持ち、この羽は湿度が高くなると黒くなる性質があります。ギリシャ神話の英雄ヘラクレスからその名がつけられ、立派なツノ角を使って他のカブトムシと戦う姿はその名に恥じぬ迫力があります。 切手では90cのみメス、ほかの3枚にオスが描かれています。ヘラクレスオオカブトは角の形や生息地でいくつかの亜種に分類されます。切手でも微妙にツノの形が異なって描かれていますが、違いがわかりますか?
切手 ドミニカ 1994mekyabetsu
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台湾 切手 クワガタ
5$ シェンクリングオオクワガタ Dorcus schenklingi 台湾固有のオオクワガタで、日本のオオクワガタよりシャープで、コクワガタのようにも見えます。ペットとしても人気のあるクワガタ。 5$ アカマルバネクワガタ Neolucanus swinhoei 赤い羽が美しいマルバネクワガタの一種。顎が短い一見メスのように見えますが、これでもオス。 10$ ダイトンヒメミヤマクワガタ Lucanus datunensis ミヤマクワガタの一種です。日本のミヤマクワガタは立派な顎を持っていて頭でっかちな印象がありますが、こちらは頭も顎も小さめで違った印象を受けます。とても希少な昆虫で採集も禁止されています。 12$ アサヒナホソアカクワガタ Cyclommatus asahinai ホソアカクワガタは日本にはいないグループの昆虫で、金属光沢を持つものなど美しい種類がたくさんいます。 台湾のクワガタを描いた切手です。クワガタの持つ光沢など丁寧に描かれています。
切手 台湾 2008mekyabetsu
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フランス領赤道アフリカ 切手 クロサイ
クロサイ Black rhinoceros 学名:Diceros bicornis 同一図案色違いのサイの切手です。アフリカにはこのクロサイとシロサイがいます。見分け方は唇の形で、唇がとんがっているのがクロサイ、平たく幅が広いのがシロサイです。名前の通り色が違うのでは?と思われるかもしれませんが、実はこの特徴から元々はワイドライノと呼ばれていたのをホワイトライノ=シロサイと勘違いして名付けられ、もう一種類の方をブラックライノ=クロサイと呼ぶようになったそうです。 切手は30cがサイの本来の色で最もらしさが出てる感じがします。また手前には大蛇が描かれています。生息地からするとアフリカニシキヘビでしょうか?なんとなくお得感のある切手です。
切手 フランス領赤道アフリカ 1947mekyabetsu
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中国 切手 ヨウスコウカワイルカ
ヨウスコウカワイルカ Whitefin dolphin 学名:Lipotes vexillifer 淡水に生息するイルカ全4種のうちの1種がこの中国の長江にいるヨウスコウカワイルカです。水の流れをイメージしたような金のラインをバックに仲良く泳ぐカワイルカが描かれていて落ち着いたデザインです。 ヨウスコウカワイルカは極めて数が少なく、飼育や繁殖が困難なため絶滅の危機に瀕していました。大規模な調査がされましたがカワイルカの姿は確認できず2006年には絶滅宣言も出されました。 しかしその後もイルカらしき姿が撮影されたり目撃例もいくつかあります。長江のどこかで切手に描かれているように元気に生き延びていることを願ってやみません。
切手 中国 1980mekyabetsu
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日本 切手 著作権制度100周年記念
文化庁・公益社団法人著作権情報センターの著作権制度100周年記念キャラクターのちよちゃん・さくちゃん・けんちゃんが描かれています。デザインしたのはアンパンマンでお馴染みのやなせたかし氏。 著作権情報センターのホームページでもこの子たちを見ることができます。 http://kids.cric.or.jp/#
やなせたかし 切手 日本mekyabetsu
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ニウエ 切手 甲殻類
3c カクレイワガニ 学名:Geograpsus grayi ハワイやオセアニアなどの大西洋、インド洋などに住む。日本では伊豆諸島や高知以南の海岸で見ることができるようです。紫色のハサミが鮮やかなカニです。よく見ると腕の付け根にノコギリのようなギザギザが確認できます。 5c オカガニ属の一種 学名:Cardisoma longipes オカガニの仲間は巨大なハサミを持つものが多いですがこのカニは小さめです。そのかわり足が長く、いかにも歩くのが得意そうな体型をしています。 30c ヤシガニ 学名:Birgus latro カニとついていますが実はヤドカリの仲間。陸上に住む節足動物の中でも最大の生物です。日本では沖縄県で見ることができます。 南太平洋にある国ニウエから発行された切手です。日本が国家承認したのは2015年で、日本にとっては最も新しい国でもあります。
切手 ニウエ 1970mekyabetsu
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オーストラリア 切手 いろいろな動物 1930~1950年ごろ
オーストラリアで発行された動物の切手たち。同じ図案で何度も発行されているようで、何年発行か分からなかったのでざっくりしたタイトルにしてしまいました。 4P コアラ Koala 学名:Phascolarctos cinereus ユーカリの葉を食べることで有名なコアラ。毒のあるユーカリを分解するためにほぼ寝ています。馴染みがないですが、「フクログマ」という別名もあります。 ½P アカカンガルー Red kangaroo 学名:Macropus rufus その名の通り赤いカンガルー。オーストラリアに広く分布しています。赤い色はオスの特徴で、喉や胸部から分泌される赤い液によって色がつくそうです。 5P ヒツジ(メリノ種)merino 学名:Ovis aries 羊の中でも最も品質の良い羊毛を出すと言われ、世界中で飼育されています。オーストラリアの気候に合うように品種改良されたオーストラリア・メリノは特に品質に優れていると言われています。 1Sh コトドリ Superb Lyrebird 学名:Menura novaehollandiae 尾が竪琴のような形をしていることからその名がつけられました。求愛の時に他の鳥の鳴き真似をするという特徴があります。さらにはシャッター音やチェーンソーの音など人工物の音をそっくりに鳴き真似することもあります。 https://www.youtube.com/watch?v=nYeewDms1Bo 6P ワライカワセミ Laughing Kookaburra 学名:Dacolo novaeguineae 体長40cmほどでカワセミの中でも最大の種類です。人の笑い声のようなインパクトのある鳴き声が名前の由来です。 9P カモノハシ Platypus 学名:Ornithorhynchus anatinus 哺乳類なのに卵を産む不思議な動物です。カモのようなクチバシは獲物から出る弱い電流を感じ取るセンサーになっていて、これを頼りに水中で狩りをします。 5½P エミュー emu 学名:Dromaius novaehollandiae ダチョウに次いで二番目に大きい鳥です。見かけによらずおとなしい性質で日本でもよく飼育されています。 https://muuseo.com/y040843622/items/88 オーストラリア 切手 1959〜1961 動物 よりもさらに古い年代に発行されています。この時代の切手はアンティーク調で味わい深いものがあります。
切手 オーストラリアmekyabetsu
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オーストラリア 切手 1959〜1961 動物
6P フクロアリクイ Numbat 学名:Myrmecobius fasciatus まるでアリクイのような有袋類の仲間。アリクイのように長い舌を使ってシロアリを食べます。 8P オオフクロネコ Spotted-tailed quoll 学名:Dasyurus maculatus こちらは有袋類版ネコという感じの動物です。白い斑点が可愛らしいです。肉食で昆虫や鳥類、爬虫類、哺乳類などを襲って食べます。 9P カンガルーの仲間 kangaroo 学名:Macropus sp. ハイイロカンガルー、アカカンガルー、オオカンガルーなどいろいろな種類がいます。切手に書かれているのは種類までは分かりませんでした。元気よく跳ねている二頭が描かれていて躍動感のある切手です。遠くに描かれているヤシの木(?)も雰囲気があっていい感じです。 1Sh カモノハシ Platypus 学名:Ornithorhynchus anatinus 哺乳類なのにクチバシがある、卵を産むという奇妙な特徴を持った動物です。有袋類とも違う単孔類というグループの動物です。あまりにも変な姿をしているので、最初に剥製を見た学者が作り物だと思いハサミでクチバシを外そうとした、というエピソードもあります。 11P ミミナガバンディクート Bilby 学名:Macrotis lagotis 耳の長いウサギのような姿の有袋類です。ビルビーとも呼ばれます。これはアボリジニの言葉が語源で「短い尾を持つネズミ」という意味だそうです。 1´2Sh´P フクロオオカミ Thylacine 学名:Thylacinus cyanocephalus 別名タスマニアタイガー。ワラビーのような有袋類を獲物にしていたとされています。家畜を襲うという理由で駆除され、動物園で飼われていた個体が死んだのを最後に絶滅してしまいました。ただ、いまでも目撃情報が絶えず、どこかで生き残りがいるのではないかという噂もあります。 1959から1961にかけて発行された切手です。オーストラリアに住む哺乳類を描いています。
切手 オーストラリア 1959〜1960mekyabetsu
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メキシコ 切手 メキシコの動物
上)300P メキシコサンショウウオ (メキシコサラマンダー、ウーパールーパー) Axolotl 学名:Ambystoma mexicanum ペットとしてもお馴染みですが、元はメキシコ原産の両生類です。顔の横から出たエラが特徴です。これは幼形成熟(ネオテニー)と呼ばれる現象で、普通のサンショウウオでは成長とともになくなるエラが残ったまま生体になります。 ウーパールーパーという名前でよく知られていますが、実はCMに採用された時につけられた造語で、日本のみの名称だそうです。 https://www.youtube.com/watch?v=xY5MbCSPapI 下)300P アメリカマナティー Caribbean manatee 学名:Trichechus manatus メキシコやアメリカなどの北アメリカから中南米の国々に生息しているマナティーの仲間です。日本にも生息しているジュゴンとともに海牛(カイギュウ)目に分類されています。実は象に近い仲間の動物です。ジュゴンとマナティーの見分け方は尾びれを見れば分かります。クジラのように三日月型をしているのがジュゴンで、丸い形をしているのがマナティーです。 メキシコに住む動物2種を描いた切手。ぼやけたような独特のタッチが絵本の挿絵のようで可愛らしい切手です。
切手 メキシコ 1988mekyabetsu
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インドネシア 切手 野生動物3種
75(R) ジャワサイ Javan rhinoceros 学名:Rhinoceros sondaicus ジャワ島に生息するサイの一種。アフリカのサイと違ってツノは一本ですね。かつては東南アジアやインドのジャングルに生息していましたが、今ではジャワ島にあるウジュン・クロン国立公園で70頭ほどが確認されているのみです。 150(R) アノア Common anoa 学名:Anoa depressicornis(Bubalus depressicornis) インドネシアのスラウェシ島の固有種。全長180cmほどの小型の牛の仲間です。 300(R) コモドオオトカゲ(コモドドラゴン)Komodo dragon 学名:Varanus komodoensis コモド島に生息する世界最大のトカゲ。生息地は国立公園に指定されたり保護が進められています。実はオスがいなくても子供を産める単為生殖という珍しい特徴も持っています。 インドネシアの希少な動物たちを描いたシリーズです。背景が単色でコラージュのようで面白いデザインです。
切手 インドネシア 1985mekyabetsu
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アルゼンチン 切手 ワニ
10c パラグアイカイマン yacare caiman 学名:Caiman yacare パラグアイやアルゼンチン、ウルグアイなどに生息するこのワニは、現地ではジャカレと呼ばれています。ピラニアを好んで食べることからピラニアカイマンという別名で呼ばれることもあります。 切手は田型になっています。ダークグリーンで地味な感じですが、ワニの重厚な雰囲気が出ていると思います。
切手 アルゼンチン 1959mekyabetsu
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フランス領アンドラ 切手 自然保護
フランスとスペインの間にあるピレネー山脈にあるアンドラから発行された切手。 イノシシとイモリというちょっと変わったセットですね。色は地味ですが生き物の描写は細かいです。特につぶらな瞳とにょろんとした体のイモリがお気に入り。 2.20Fr イノシシ Wild boar 学名:Sus scrofa 3.60Fr イモリの一種 Pyrenean brook salamander 学名:Euproctus asper ピレネー山脈周辺に生息するイモリ。
切手 フランス領アンドラ 1989mekyabetsu
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フランス領ソマリランド 切手 哺乳類3種
0.30Fr イボイノシシ Desert warthog 学名:Phacochoerus sp. アフリカのサバンナや砂漠地帯に生息しています。立派な牙とゴツゴツした顔は迫力があります。切手はまさに猪突猛進という感じですね。よく見ると可愛らしい目をしています。 0.40Fr チーター Cheetah 学名:Acinonyx jubatus 世界最速の動物として知られるチーター。時速100キロを超えるスピードをだすことができますが、持久力はないのでギリギリまで(100〜300mぐらい)獲物に接近して仕留めます。切手は遠くの獲物を見つめているシーンでしょうか? 0.50Fr ジェレヌク Giraffe antelope 学名:Litocranius walleri キリンのような長い首を持つアンテロープです。体に比べて顔がとても小さくて独特の雰囲気があって面白い動物です。 この体型は高い木の葉を食べるためのようですが、切手のように立ち上がってさらに高い葉を食べる様子もよく見られます。 1884年から1967年まで存在したフランスの植民地の切手です。凹版印刷の質感が乾燥地帯の雰囲気にマッチしているように思います。
切手 フランス領ソマリランド 1958mekyabetsu