【1988/09/05】第16回リハビリテーション世界会議記念郵便切手

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第16回リハビリテーション世界会議を記念して、昭和63年9月5日(月)に60円郵便切手が発行されます。
リハビリテーション世界会議は、身体、精神などのあらゆる障害を対象として、職業、教育、社会、医療、等のすべての課題について、その対策と専門技術を交換してお互いに学び合うことを目的として、世界各国の障害者とリハビリテーション専門家が集まる国際的な会議です。
障害を持つ人々の生活の向上を目指す、国レベル、地域レベル及び国際レベルの機関の連合である国際リハビリテーション協会(RI=Rehabilitation International)が4年ごとに開催するこの会議は、第1回がスイスで開催されて以来、そのほとんどが欧米諸国で開催されましたが、16回を迎える今回、アジアで初めて開催されることになりました。
開催テーマを”総合リハビリテーション-その現実的転回と将来展望”とし、9月5日(月)から9月9日(金)までの5日間、東京都新宿区の京王プラザホテルで開催されます。今回の主催は国際リハビリテーション協会、日本障害者リハビリテーション協会、身体障害者雇用促進協会で、参加国は約80ヵ国、参加者は、国内、国外合わせて約2,000人です。
意匠は、デザイン化した世界地図の中に、会議のシンボルマークを描いています。また今回の切手の表面には、エンボッシング加工を施し、”リハビリテーション”の点字文字を入れています。エンボッシング(Embossing)とは、紙や布の面に押圧力によって文字や模様を、凹凸で表す加工方法です。

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