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【1985/10/02】関越トンネル開通記念郵便切手
関越トンネル開通を記念して昭和60年10月2日に60円郵便切手が発行されます。 関越トンネル(延長10,885メートルで、群馬県と新潟県を結ぶ。)は、昭和60年10月に完成しますが、このトンネルは、上信越国境の谷川岳連峰を横断する長大トンネルで、高速道路トンネルとしての延長、設備、規模等からみると我が国で最大のものであり、延長では世界で5番目に当たるものです。 なお、トンネルを含む前橋から湯沢の間が開通すると、関越自動車道は東京から新潟まで全線開通することとなり、上越新幹線とともに太平洋側と日本海側を結ぶ高速交通機関として、その機能が大いに発揮されることとなります。
20枚(縦4枚・横5枚) 縦25.0mm・横36.5mm トンネルと断面図windsurfcafe
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【1989/11/17】著作権管理制度50周年記念郵便切手
著作権管理制度50周年を記念して、平成元年11月17日(金)に62円郵便切手が発行されます。 <著作権管理制度50周年> 我が国に初めて著作権法ができたのは明治32年ですが、著作権を有効に管理する団体がないなど著作権の管理制度が確立していなかったため、しばらく著作物の利用秩序が混乱していました。そこで、その混乱を収拾するため、昭和14年に「著作権ニ関スル仲介業務ニ関スル法律」が制定され、現在、この法律に基づき(社)日本音楽著作権協会、(社)日本文芸著作権保護同盟及び(協)日本放送作家組合の3団体が文化庁長官の許可を受けて業務を行っています。 切手の意匠は、最も早くから著作権の適切な管理がされている音楽の分野にちなみ指揮者を、また背景は、近年新しい記憶媒体として利用されているビデオディスクやコンパクトディスクの輝きをイメージして描いています。
20枚(縦4枚・横5枚) 縦25.0mm・横36.5mm 指揮者と光のイメージwindsurfcafe
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【1988/09/05】第16回リハビリテーション世界会議記念郵便切手
第16回リハビリテーション世界会議を記念して、昭和63年9月5日(月)に60円郵便切手が発行されます。 リハビリテーション世界会議は、身体、精神などのあらゆる障害を対象として、職業、教育、社会、医療、等のすべての課題について、その対策と専門技術を交換してお互いに学び合うことを目的として、世界各国の障害者とリハビリテーション専門家が集まる国際的な会議です。 障害を持つ人々の生活の向上を目指す、国レベル、地域レベル及び国際レベルの機関の連合である国際リハビリテーション協会(RI=Rehabilitation International)が4年ごとに開催するこの会議は、第1回がスイスで開催されて以来、そのほとんどが欧米諸国で開催されましたが、16回を迎える今回、アジアで初めて開催されることになりました。 開催テーマを”総合リハビリテーション-その現実的転回と将来展望”とし、9月5日(月)から9月9日(金)までの5日間、東京都新宿区の京王プラザホテルで開催されます。今回の主催は国際リハビリテーション協会、日本障害者リハビリテーション協会、身体障害者雇用促進協会で、参加国は約80ヵ国、参加者は、国内、国外合わせて約2,000人です。 意匠は、デザイン化した世界地図の中に、会議のシンボルマークを描いています。また今回の切手の表面には、エンボッシング加工を施し、”リハビリテーション”の点字文字を入れています。エンボッシング(Embossing)とは、紙や布の面に押圧力によって文字や模様を、凹凸で表す加工方法です。
20枚(縦4枚・横5枚) 縦25.0mm・横36.5mm 世界地図とシンボルマークwindsurfcafe