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50's Lee 三角赤タグ 101-J デニムジャケット
1950年代の終わり頃のLeeの101デニムジャケットになります。
表記サイズ40
年代の判断なのですが、襟付近に付いているタグが三角の形をしていることから三角タグと言われています。
この三角タグには赤と黒色の2種類が存在し、赤色の方が先に発売され、後に黒色の三角タグに変更されています。
この三角タグは1950年代の末から1960年を跨ぐ年代での製造で、一般的には三角赤のタグだと50's Late
黒三角だと60's earlyということになります。
後は胸ポケットに付いているピスネームです。
基本は、三角赤のものにはレジスターマーク『®』(商標登録マーク)が無いものが多く、これが50年代製造と扱われる要素の1つでもあります。
ただ、三角赤タグに®有り、三角黒タグに®ありのものも中には存在するみたいなので、不確定要素ではあります。
正確には言えませんが、三角タグの製造期間が、赤黒合わせて3年程と短く、稀少な個体となっています。
このジャケットは背中に豪華なチェーン刺繍があります。
「Block and Bridle Club L.S.U.」
調べてみると、アメリカのルイジアナ州立大学のクラブで、畜産や農業を学んだり、このLeeのジャケットらしくカウボーイなどもしたりするクラブみたいです。
今のLeeのジャケットとあまり変わらないと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、身幅は広く、袖丈は長く、着丈は短くと、まだデニムが作業用という認識が、ある程度残っていた時代のディテールです。
写真の着用者は数年前の私ですが、当時のカウボーイスタイルということでデニムonデニムで合わせてみました。
デニムonデニムは個人的には少し違和感があり、これで外出する勇気は中々出ませんが、、似合う方は羨ましいです。
因みに穿いているジーンズも1950年代終わり〜60年初頭のWranglerの11MWZで合わせてみました
パプリカ
2021/11/19細かく読ませて頂きました。タグの形、色、刺繍…、なるほど、こういうことを知っていくと一気に楽しくなりますね。勉強になりました!
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はるさめ
2021/11/293枚めの着用図、デニムonデニムが格好いいです!外出する勇気がなかなか・・・というのはよくわかりますw
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