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MERCEDES-BENZ E 63 AMG
RMZ CITY メルセデスベンツ・Eクラス 4代目 W212 (2009年 - 2016年) 2009年のデトロイトモーターショーでデビュー。W210から採用され続けてきた楕円型4灯式ヘッドライトは、斜め四角型のものへと変更され、W120で採用されていたポントンタイプと呼ばれるリアフェンダーを強調するサイドプレスラインが採用されました。 2012年に、ヘッドランプは2灯式風に変更され、ポントンタイプのプレスも水平基調の穏やかなものになりました。 機構面ではCOMANDシステムが搭載され、安全面ではニーバックを含めた9つのエアバッグ、NECK PROアクティブヘッドレスト、アクティブボンネット、アダプティブハイビームアシスト、アテンションアシストが採用されました。 AMG E63のエンジンは、5.5L 157型 DOHC V8で557ps/73.4kg・mを出力しました。
ミニカー 1/64 HAC 160円ts-r32
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南太平洋ひるね旅/北 杜夫
新潮文庫 北 杜夫(1927年5月1日 - 2011年10月24日)は、日本の小説家、エッセイスト、精神科医、医学博士。1958年、水産庁の漁業調査船照洋丸に船医として乗船し、インド洋から欧州にかけて航海、この体験に基づく旅行記的エッセイ『どくとるマンボウ航海記』が同年に刊行されると、従来の日本文学にない陽性でナンセンスなユーモアにより評判となり、ベストセラーとなります。その後ナチス・ドイツの「夜と霧作戦」をモチーフにした『夜と霧の隅で』で、1960年に芥川賞を受賞しました。 『南太平洋ひるね旅』(1962年)は、南海という言葉の中にある懐かしい響きといささかの幻想を追って、著者はハワイを振り出しに、タヒチ、フィジー、ニューカレドニア、東西サモアと、風を吸い光を浴びて、訪ね歩く小さな島々で、子供らと遊び、素朴なおとなと語らう、アオレレ(飛ぶ雲)のように爽やかで、ひっそりとしたどくとるマンボウの気ままな旅行記。
文庫本 新潮社 160円 1970年代ts-r32
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人間そっくり/安部公房
新潮文庫 安部 公房 (1924年3月7日 - 1993年1月22日) は、小説家、劇作家、演出家。高校時代からリルケとハイデッガーに傾倒していましたが、戦後の復興期にさまざまな芸術運動に積極的に参加し、ルポルタージュの方法を身につけるなど作品の幅を広げ、三島由紀夫らとともに第二次戦後派の作家とされました。作品は海外でも高く評価され、世界30数か国で翻訳出版されています。 主要作品は、小説に『壁 - S・カルマ氏の犯罪』 (芥川賞受賞)、『砂の女』 (読売文学賞受賞)、『他人の顔』、『燃えつきた地図』、『箱男』、『密会』など、戯曲に『友達』、『榎本武揚』、『棒になった男』、『幽霊はここにいる』などがあります。演劇集団「安部公房スタジオ」を立ちあげて俳優の養成にとりくみ、自身の演出による舞台でも国際的な評価を受けました。晩年はノーベル文学賞の有力候補と目されました。 『人間そっくり』は、1966年、雑誌『S-Fマガジン』に、3回に分けて連載されたSF長編小説。火星人と名乗る男の訪問を受け、翻弄されるラジオ番組の脚本家が、自分の現在いる場所の現実が寓話の世界なのか実話の世界なのか判らなくなる物語。きちがいじみた男との会話の応酬から次第にそれに巻き込まれ、相手の狂気を証明しようとすればするほど、逆に自身の正当性に疑いが生じ、思わぬ事態に陥る脚本家の苦闘をユーモラスに描いています。
文庫本 新潮社 160円 1970年代ts-r32
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人生論ノート/三木 清
新潮文庫 三木 清(1897年 - 1945年)は、京都学派の哲学者、法政大学文学部教授。京都帝大で西田幾多郎に学んだ後、ドイツに留学、リッケルト、ハイデッガーの教えを受け、帰国後の処女作『パスカルに於ける人間の研究』で哲学界に衝撃を与えました。法政大学教授となってからは、唯物史観の人間学的基礎づけを試みますが、1930年、治安維持法違反で投獄、教職を失います。
文庫本 新潮社 160円 1970年代ts-r32
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和解/志賀直哉
新潮文庫 志賀 直哉(1883年2月20日 - 1971年10月21日)は、明治から昭和にかけて活躍した、白樺派を代表する小説家のひとり。「小説の神様」と称せられ、多くの日本人作家に影響を与えました。写実の名手であり、鋭く正確に捉えた対象を簡潔な言葉で表現しているとの定評があり、無駄を省いた文章は、文体の理想のひとつと見なされ、高い評価を得ました。 『和解』は、1917年発行の『黒潮』第二巻第十号に発表された中編小説。父親と不和になっていた作者を主人公である順吉に置き換えて、次第に和解していく経過をたどる私小説。この作品を発表した年の8月に、父親との和解が成立しています。
文庫本 新潮社 160円 1970年代ts-r32
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青年/森 鴎外
新潮文庫 森 鷗外(1862年2月17日 - 1922年7月9日)は、日本の明治・大正期の小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医、官僚。位階勲等は従二位・勲一等・功三級、医学博士、文学博士。本名は森 林太郎。 『青年』は、1910年3月から翌年8月まで「スバル」に連載された森鴎外の長編小説。 一青年の心の悩みと成長を描き、利他的個人主義を主張した作品。夏目漱石の『三四郎』に影響されて書かれたもので、ともに青春小説の代表作。
文庫本 新潮社 160円 1970年代ts-r32