The back to the past museum guide to trilobites 2 -Review-

初版 2024/04/13 22:46

改訂 2024/04/19 04:26

三葉虫マニア必携図鑑、『The back to the past museum guide to trilobites 2』が発売されましたが、今回本書を入手し、後半の図鑑部分を中心にパラパラと一読しました。

掲載標本の産地としては、アメリカ、カナダの標本が多めで、中国、イギリス、ノルウェー産がそれらに次ぎ、モロッコとロシアに至っては皆無という面白い構成でした。

時代別にはカンブリア紀の標本が特に多く掲載されていました。

また、全体的な特徴として、前2作よりもマニアックな産地が多く、それゆえマニアックな種が多い印象でした。長くコレクターをされている方にとっても新鮮な種が多く、充実の内容になっているかと思います。

こちらにレビューを載せようかと思いましたが、ちょっと長くなったので、ブログの方に掲載します。

http://676bbs.blog.jp/archives/35515431.html

The Back to the past Museum Guide to Trilobites 2 ~Review~ : 三葉虫の世界

以前より紹介していたThe Back to the past Museum Guide to Trilobites 2のレビューをしていこうと思います。内容画像は勿論お見せできないので、文字ばかりになりますがご容赦ください。まずは全体として本書は、第一版の『The Back to the past Museum Guide to Trilobite

http://676bbs.blog.jp/archives/35515431.html

http://676bbs.blog.jp/archives/35519207.html

The Back to the past Museum Guide to Trilobites 2 ~Review2~ : 三葉虫の世界

前回のレビューの続きを記載していきます。シルル紀さてシルル紀だが、カンブリア、オルドビスに続き、今回の図鑑ではノルウェーが多めのよう。シルル紀の初っ端も、ノルウェーのSolvik fmという累層の紹介から始まる。私は全く知らない産地だが、ここではカリメネやエンクリ

http://676bbs.blog.jp/archives/35519207.html


化石が大好きです。現在主に集めているのは三葉虫ですが、恐竜やアンモナイトを含め化石全般が好きです。これまで買い集めた、あるいは自分で採取した標本を紹介していきます。古生物の持つ魅力の一端でも伝える事ができれば幸いです。

http://blog.livedoor.jp/smjpr672/

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    ktr

    2024/04/14 - 編集済み

    詳細なレビューをありがとうございます。
    モロッコ産とロシア産が皆無というのも思い切った行き方ですね。
    なんだか私のコレクションの方法を後押しされているようで、少し先行きが明るくなりました。

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    • モロッコ、ロシアはそこかしこの図鑑で十二分に取り上げられているので、こういう図鑑もありですね。特に中国やカナダ、ノルウェーなどの『そういうマイナーな産地あるけど、なんだか全貌がよく分からないよな』というような、全貌が霞んでいた産地の幾つかがフォーカスされていて、この点もこの図鑑の良い点ですね。

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    Trilobites

    2024/04/18 - 編集済み

    この書籍が無ければ、カンクンまで見に行かなければ出会えない様な凄い標本が多く、まだ知らない三葉虫がこんなにあったんだと三葉虫の世界の奥深さを思い知りました。

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    • いずれ実際の標本を Back to the博物館まで見に行きたいものですが、現状鑑みるに老後になりそうです。だからこそこういう書籍は有難いですね。三葉虫の世界は、分かったつもりになっても、まだまだ未知の事だらけですね。

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