特急「あすか」の復活?ふれ愛紀州路号運転 交通公社時刻表 1987年 9月号

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交通公社時刻表 1987年(昭和62年) 9月号
表紙は予讃本線を走るキハ32。国鉄末期の財政難の中で誕生したワンマン仕様のディーゼル車。背表紙は山一證券。

トピックは
・相模線ダイヤ改正(とはいえまだ非電化でした)
・ふれ愛紀州路キャンペーン開始
・’87未来の東北博開催
・相互乗り入れ開始(営団有楽町線〜東武東上線)
・三菱石炭鉱業鉄道線廃止
でした。

ピックアップしたのは、
・’87未来の東北博覧会の会場に直通するSL列車のダイヤ。仙台臨海鉄道を利用して運転されたようです。

・ふれ愛紀州路キャンペーンでの送客用に、ふれ愛紀州路号が運転されました。調べると381系を利用した特急ですが、
京都から、奈良線、関西線、阪和貨物線、阪和線、紀州線という独特のルートでDCエリアに送客しました。このコース、過去短命におわったディーゼル特急「あすか」のコースをトレースしたようです。写真は紀勢線ですが、欄外に「関西本線八尾〜阪和線杉本町間を直通し、天王寺を経由しません」と丁寧な解説。確かに、時刻表内でも関西線部分には欄外にお知らせがあるだけで同線では掲載を割愛されています。

・営団地下鉄有楽町線と東武東上線の相互乗り入れも今となれば当たり前の光景ですが。当時の営団有楽町線は新富町までの開業だった。東武線車両での「新富町」幕を見てみたいと思ってしまいます。

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