燐月のオパール
初版 2020/07/03 22:39
改訂 2024/01/10 11:37
当館の目玉「クリスタルオパールキャッツ」に紫外線を照射して撮影したものです。
オパールといえば「遊色」と呼ばれる七変化の揺らめきが最大の特徴ですが、このように蛍光鉱物としての側面も持ち合わせています。
そして2枚目の画像はブラックライトを消した後も数秒間だけ光を発し続ける「燐光」という現象を捉えたもので、夜光塗料さながらに残光する様子が観察できます。
ギラギラした七色光沢の影に隠れがちですが、こういう月のように優し気な姿も見どころであると思います。