10月15日は”化石の日”

初版 2021/10/10 10:06

改訂 2021/10/11 21:43

近年、日本古生物学会が10月15日を、化石の日と制定しました。 International Paleontological AssociationのFossil Dayと、アンモナイト、ニッポニテスが明治37年10月15日に新種記載された事に因むそうです。

久しぶりに博物館見学に行きました。城西大学大石化石ギャラリーです。ほぼ魚類化石に特化した、コレクター寄託ならではの凄まじい品質の標本群です。レバノン、ブラジル白亜紀がその中心ですが、古生代魚類も抑えられており、スコットランド産、カナダ産の甲冑魚や板皮類など、なかなか間近に見る事は出来ない古代の魚たちです。

備考:コロナ下で事前予約制なのでご注意下さい。







#参考

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tatsutoy

2021年6月に登録しました。
1988年-1991年と2005年-2013年にかけて三葉虫化石を集めていました。(どちらかと言えば部分化石が多いです。)
既にコレクター諸先輩方が多くの種類の標本をリスト化されていらっしゃるので、そこに掲載されていない種類や手元情報をup出来ればと思います。
当時の記憶をたどりながらマイペースに綴っていこうと思います。

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    Trilobites

    2021/10/11 - 編集済み

    学生時代に行ったことがあります。化石博物館としては国内でもトップクラスですし、無料で入れるのもありがたいですね。一部では認知されている地質の日みたいに化石の日は、浸透するでしょうかね。ほど一般には興味ない内容なんで難しいでしょうね。

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      tatsutoy

      2021/10/11

      コメント有難うございます。大学内に無料のギャラリーが開設されている事に驚きます。三葉虫化石に比べ、魚類化石は巨大で、プライベートで所有するには置き場所に苦労しそうです。現在これら標本を元に学会発表もされており、コレクションの行き着く先は寄託も一つのあるべき姿なのだな、と感じました。

      化石の日、の認知はどこまで広がるでしょうね?万年閑古鳥のアイテムよりも、今回の「モノ日記」を閲覧頂く方が多く、広報活動になればと思います。この場を借りて、本日記を閲覧頂いた皆様に御礼申し上げます。

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